タロット、色、星座、グルーピングできる概念としてのカバラ

グルーピングできる概念は未定な部分を想像させる

このブログの最初のほうの記事でも触れましたが、グルーピングできる要素が現れると、人は穴埋めをしたくなります。例えば、○○四天王の○○だ!と他の三人が全く出てこないうちに一人目が出てきたら、残りは3人いることがわかり、3人がどんなキャラクターなのかが気になります。

黄道十二宮のグルーピングを利用してゴールドセイントが現れる聖闘士聖矢では、ゴールドセイントが12人いることは確定しており、それぞれ星座の特色に応じたゴールドセイントが現れました。ジョジョの奇妙な冒険でもタロットと色を組み合わせたスタンドという能力が物語のメインになっているシリーズがあります。

グルーピングの要素としてのカバラ

私は、小学生ぐらいの頃からカバラ数秘術の本を読んで、一応占いらしきこともできるぐらい各数字の意味に詳しくなりました。このカバラ数秘術では、1~9の数字にそれぞれ意味があり、生まれ持った数字に応じて性格や運命が決まっていると考える占いです。また、1~9以外に11と22に特別な意味を持たせ、マスターナンバーとしている占いの本が多いです。

これを、タロットカードや黄道十二宮のように何らかのキャラクターと組み合わせて物語に組み込むことができると面白いのではと思います。

カバラをグルーピングの要素として使う場合の弱点とその克服法

カバラをグルーピングの要素として使うにあたり、数字の1~9という地味さはかなりマイナスです。「俺は3の○○!」「私は9の○○よ!」というのがちょっと物語りに組み込んだ際に印象が悪いし、そもそもカバラを知らない人は1が何なのか、2が何なのかよくわかりません。

そこで、数字ではなくその数字を端的に表す単語で表現してこの弱点を克服します。具体的には「創造」の1、「変化」の3、「探求」の5、といった感じです。

この端的な単語については物語に合わせてもっと真剣に考えないといけないと思いますが、カバラのグルーピング要素を使った物語は上手く使えれば面白くなるのではないかと思います。

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