黒歴史を黒歴史で上書きする(9ページ目)。

中学生の頃の黒歴史小説の改善を考える

8ページ目の記事からの続きです。

まずは中学生の頃の小説をそのままテキストに起こしてみる

中学生の頃の小説の9ページ目を体裁を整えつつ打ち込んでみます。

「ミュサイ!リィ!」
バークが叫ぶ。
「お、おう!」
「わかってる!」
ミュサイとリィが同時に答える。
リィは精霊語の詠唱を始める。
「困惑を司る精霊レプラコーンよ…我が呼び声に応えよ!相手の精神を掻き乱せ!」
リィの周りに土色のオーラが発せられ、インプに向かって一直線に飛んでいった。
(インプの精神抵抗値は11.リィの魔力は5。2D(D=6面サイコロ)で6以上出れば魔法はかかる。出た目は9!9+5=14魔法はかかった)
「ギャー!ここはどこ?私は誰?」
インプは思いっきり混乱している。
リィの魔法も上手くかかり、万事上手くいくはずだったのであるが……。

技能と装備の記載

このページには、各キャラクターの技能と装備が書いてありましたので、それも書いておきます。Lvは1が初心者、最高で9ぐらいまであるイメージです。

バーク(人間)
ファイターLv2
レンジャーLv1
破斬剣(バスタードソード)
皮鎧(ハード・レザー)

ライク(人間)
プリースト(マイリー)Lv2
ファイターLv1
斧槍(ハルバード)
鎖帷子(チェイン・メイル)

ミュサイ(ドワーフ)
ファイターLv2
戦斧(グレート・アックス)
鎖帷子(チェイン・メイル)

リィ(エルフ)
シャーマンLv2
小剣(ショート・ソード)
盾(小)(スモール・シールド)
皮鎧(軟)(ソフト・レザー)

レイト(ハーフエルフ)
ソーサラーLv1
セージLv1
魔力杖(メイジ・スタッフ)
丈夫な服(クロース)

ティルト(グラスランナー)
シーフLv2
レンジャーLv1
バードLv2
短剣(ダガー)
短弓(ショート・ボウ)
丈夫な服(クロース)

物語としての修正点を考える

リィの役割はレイトに吸収されたので、レイトが代わりに精霊魔法を担当します。あと、ダイスロールの描写は、これから先すべて統一していれば残してもいい気がしましたが、途中でやめているので入れないことにします。

魔法の詠唱についても、毎回それっぽい詠唱を考えるのは難しかったらしく途中から省略されているので最初から簡単なものにします。

森の深部への行軍と魔物の初遭遇、今ならこう書く

今後どのように展開させるか難しくなってきましたが、今回はこのように修正します。色々と省略したので非常に短くなりました。

「ミュサイ!レイト!」
バークが叫ぶ。
「わかってる!」
レイトは応え、ミュサイは無言で構えている。
レイトは精霊語の詠唱をはじめる。
「混乱(デストラクション)!」
精霊語の詠唱が完成するとレイトの手元から土色のオーラがインプに飛ぶ。
「???」
インプはクルクルとうつろな目で回りだした。

次のページは戦闘の続きです。

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