三幕構成をWikipediaで調べる
小説の構成についての基本型みたいなものを調べてみましたが、すぐにわかるものはありませんでした。
何かいい書籍などがあるかもしれませんが、読んで記事にまとめるには時間がかかるので、まずは困ったときのWikipedia先生が教えてくれる三幕構成の詳細に迫りたいと思います。
Wikipediaの三幕構成の説明はやたら長い
三幕構成は映画の脚本で用いられるもののようですが、面白い物語を作るうえで知っておいて損はなさそうです。ちなみに序破急は同義語みたいです。
Wikipedia先生はアナと雪の女王で例えるのが好きみたいなので、私の適当な当てはめではなくアナと雪の女王をベースに見ていきたいと思います。
それならWikipediaみればいいじゃんと言う話ですが、Wikipediaの三幕構成の説明はこんな感じです。
めちゃめちゃ長い。これをアナと雪の女王だけに絞って時に自分の意見も交えてまとめてみたいと思います。
アナと雪の女王で見る三幕構成
今回だけで到底全部は解説できないので、まずはアナと雪の女王のどこからどこまでが一幕、二幕、三幕にあたるのか解説したいと思います。
- 一幕目
氷を切り出している映像が印象的な最初のシーンから、氷の魔法がバレて城を飛び出してしまったエルサ(雪の女王)をアナが追いかけるところまで。 - 二幕目
アナがエルサを探し始めるところから、見つけだしたけど拒絶されて、うっかりアナの心臓に氷の魔法が当たってアナが倒れたのを一緒に行動していたクリストフがトロールに治してもらって、城に戻って一幕目でアナと婚約していたハンス王子が悪者だったことがわかって、アナがクリストフへの愛に目覚めるところまで。 - 三幕目
アナがクリストフに会いに行こうと決断するところから、ハンス王子と対決して勝ってエンディングまで。
ものすごいざっくりストーリーになってしまいましたが、こんな感じです(映画見た人はなんとなくわかると思います)Wikipediaにも各幕のボリュームは3:6:1と書いてありましたが、確かに三幕目はすごい短い気がします。各幕のボリュームは均等じゃなくていいみたいですね。
各幕はさらに詳細に分かれるようですので、次回から各幕の詳細について書いていきたいと思います。