小説、ゲーム、漫画、映画等々の物語の作り方は違うのか?

いい小説の条件

いい小説の条件は、いいトリック(アイデア)・ロジック(構成)・レトリック(表現力)が重要という話がわかってきました。

ちょっと調べればわかる話だったのですが、あまりちゃんとこういったことについて調べたことがなかったので結構新鮮です(←やる気あるのか)。

個人的には、アイデアさえ面白ければ多少構成がめちゃくちゃでも、表現力がつたなくてもカバーできると思います。他方アイデアがダメだと、構成や表現力ではいかんともしがたい気がしています。また、構成で表現力はカバーできても、表現力で構成をカバーするは難しいとも思います。

物語は媒体を選ぶ?

それはともかく、物語を表現する方法には色々ありますが、この物語は小説じゃないととか、この物語は漫画じゃないととか、そういうものなのか、それとも面白い物語は媒体を問わないのかちょっと考えてみました。

というのも、三幕構成は映画の脚本の話しだし、これからも小説以外の物語を題材にした記事を書いていきたいと思っています。でもそもそも小説の参考にならないのであれば小説以外の物語の話はあまり意味がありません。

アイデアは媒体を問わないが、構成・表現力は媒体に依存する

私の中での結論としては、物語の要素をアイデア・構成・表現力で分けた場合、アイデアは媒体を問わない一方で、構成は媒体によって変わるというものです。

残りの表現力の部分は表現の方法が変われば当然大きく変わります。ここは小説の文章の書き方というテーマで記事を書いてみたいと思っていますが、当然漫画や映画なんかから引用はできません。

よく小説や漫画を映像化(映画化・ドラマ化・アニメ化)したり、ゲームを漫画化したりと表現の方法を変えて同じ物語が横展開するケースがあります。これは、面白い物語が表現の方法を問わない証明になるような気がしますが、よく見ると話の構成が変わっていたり、オリジナルストーリーが入っていたりします。

これは、アイデアは横展開が可能であるものの、媒体によって構成を変えないと上手く表現できない証明ともいえると思います。

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