しくじり先生でのむらしんぼ先生に江口達也先生が伝えたこととは?面白い物語の共通点

かつてのコロコロコミックの人気漫画「つるピカはげ丸君」

つるピカはげ丸君。昔読んでましたねー。

うちは何故か親がコロコロコミックとコミックボンボンをどこかから買ってきてくれてたので両方読んでいる時期がありました。おぼっちゃまくん程のインパクトはなかったものの、連載していたことを今でも覚えているので人気はあった方だと思います。

その作者ののむらしんぼ先生がしくじり先生に出ていた時に普段見ないテレビをたまたま見ていて、そのときの江口達也先生のアドバイスが非常に印象に残っています。

江口達也先生がアドバイスした面白い漫画の描き方

まず、売れている漫画が「どうして売れているのかという構造を分析する。」漫画に限らず面白い物語というのは世に広く知れ渡っているので、まずはその物語のどこが面白いのかを分析するというのは確かに大事だと思います。

このブログでも、小説に限らず爆発的に売れている物語の何が面白いのかについてストーリーを追いながら分析していきたいと思っています。

江口さんは売れている漫画の共通点として「読者が気持ちよくなるかどうか」と表現していますが、自分がこの物語のどの部分で気持ちよくなっているのかというところを客観的に分析することがポイントになると思います。

気持ちよいというのは非常にいい表現です。面白い、スカッとするといったプラスの感情以外にも、物語とわかった上で怖い、悲しいといったマイナスの気分になる気持ちよさもあり、要は日々の生活ではあまり感じられない感情の揺さぶりのようなものを気持ちよいと表現しているのだと思います。

普通とのギャップを生むために超えるべき矛盾

そして、もう一つ「今までダメだといわれていた事をあえてやる」これは、私が最初のほうに書いていた孫子の奇正の話に通じるものがあります。人がやっていないことをあえてやることで優位性が生まれる。他にはないものが生まれるという話です。

ただ、これはかなり高度な技術だと思います。ダメと言われているのには当然理由があり、あくまでその理由を解消しないことには普通にダメなものができるだけです。そこには常人では到底考え付かない発想の転換が求められます。ただ、常になぜダメなのかを考え、ダメじゃなくなる方法を考えるということは大事だと思います。一度でもひらめくことができれば、他にはない作品を生み出すことができます。

当たり前のようで当たり前ではない。言葉で聞くと当然のような気がするけど実践できている人は非常に少ない。結果を出している人の話はそういった共通点があると思います。凡事徹底というやつですね。

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