アジャイル開発、マシュマロチャレンジ、案ずるより産むが易し、とにかく経験値が重要という話し

経験は誰にでも蓄積できる

小説に限らない話ですが、才能がいくらあっても経験を重ねないと本当にすごいものはできません。才能は生まれ持ったものですが、経験は時間をかければ誰でも蓄積していくことができます。

トライアンドエラーの威力、アジャイル開発、マシュマロチャレンジ

アジャイル開発というシステム開発手法は何度も試作検証を繰り返し、システムを開発していく手法です。一般的なシステム開発は計画→設計→プログラミング→テストを順を追ってやっていき、前のステップに戻るのを極力避けます。しかしアジャイル開発は部分的に上記のサイクルをとりあえずやって、少しずつ範囲を広げて何度も計画からテストまでを繰り返します。

マシュマロチャレンジというのは、実話か不明ですが、経営者グループと弁護士グループと幼稚園児グループでマシュマロとパスタとテープ等を使っていかにマシュマロを高い位置で安定させられるかというゲームをやったときに、幼稚園児グループが勝つという話です。

なぜ幼稚園児グループが勝つのか、経営者グループも弁護士グループもまずは頭の中だけで検証し、1回で一番高い位置にマシュマロを安定させられる方法に挑戦しようとします。ところが、幼稚園児にはそんな頭はありませんので、いきなり試行錯誤を始め、何度も失敗を繰り返しながら徐々に高い位置にマシュマロを安定させていくそうです。結果的に、とにかくチャレンジを繰り返す幼稚園児のほうがより高い位置にマシュマロを置けるという話です。

全ては案ずるより産むが易し

要は案ずるより産むが易し、小説に関しても、あんまり色々考えずにとりあえず書いてみることが重要かなと思います。いきなり数百ページの物語を書き出そうとすると途中で挫折してしまいそうですが、アイデアとか構成とか表現とかはとりあえず書いてみてちょっとづつ見直すというアジャイル開発のようなやり方でやったほうが結果的にいいような気がします。

ちなみに、こうして毎日800字以上の文章を書いているのも訓練の一つだと思っています。

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