自分は何に感動するのか。スコット・ディンズモア氏のTEDカンファレンスを見て

英語の勉強方法について昔学んだこと

英語の勉強の仕方として昔読んだ本に英語は絶対勉強するなという本があります。この本を読んで感じたのは、赤ちゃんが言葉を覚える過程がもっとも自然な言語の習得方法で、いきなり読み書きから始まる英語の勉強は人間の言語習得のやり方からはかけ離れているということでした。

赤ちゃんはまず、意味もわからず言葉を聞いています。そして、人がある特定の行動をしたときにその音を発するというのを理解し始めます。その時点ではしゃべれないのですが、周りの人が話している内容を徐々に理解し始めています。つまり言語習得の第一段階はヒアリング(リスニング)です。

次に、単語レベルで言葉がしゃべれるようになり、その言葉に対してのリアクションから正しい言葉を徐々に選択できるようになります。第二段階はトーキング。そして音の世界でやり取りができるようになって初めて、文字を覚え、第三段階のリーディング、第四段階のライティングと成長していきます。

プレゼンテーションの動画TEDカンファレンス

そういったわけで、英語を習得するにはまず聞くことが大事だと感じていて、たまにTEDカンファレンスという動画を見ています。今のところそこまで必死に英語を勉強しなければいけないわけでもなく、そこそこ忙しいので本当にたまにです。

今日は、気になるタイトルがネットに出ていたため、見ることにしました。好きになる仕事はどうしたら見つかるのかというタイトルです。英語自体は早口で訛っているのかほとんど聞き取れませんでしたが、日本語字幕を読んでいてとても面白い内容でした。TEDカンファレンスは大抵面白い内容ですが。

やらずにはいられない仕事と感動を書き留めること

このプレゼンテーションは講演者の最後の一言に集約されています。あなたのやらずにはいられない仕事はなんですか?という問いかけです。自分のやらずにはいられない仕事を見つけるコツとして、日々何か感動したことを書き留めておくことを提案していました。そして、無理だと思っていたことをやってみること。

物語は作者の頭の中から生まれてくるものですが、やはり作者が何に感動しているのか、それを自分でよく理解していなければいい作品というのは生まれないのではないかと思います。このTEDカンファレンスではやらずにはいられない仕事といっていましたが、物語を創るという話でも、書かずにはいられない物語というのは日々の感動の中から生まれる気がしました。

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