おかざき真里先生の&を読んでプリキュアを考える、男女の興味関心の違い。

妻が購入した&(アンド)という漫画を読む

うちの奥さんはあまり書籍にお金をかけず、普通の本は図書館で借りてくるし、漫画はLineマンガのような無料で読めるものを読んだりしています。

Lineマンガの戦略の術中にはまったのか、ついに続きが読みたくて最後まで全部買ったのがという、おかざき真里先生の漫画です。

そんなに面白いのかと思い家にあるので私も読んでみました。

身も蓋もないネタバレ

あまり引っ張らずに簡潔に内容を説明すると、主人公は20代後半の女性で医療事務。男性経験がなく、40歳の医者のことを好きになり、最後は破局するという話です。破局の原因は過去に付き合っていた女性が植物人間状態でその病院に入院していることを、その医者が秘密にしていたことで、主人公が不信感を抱いてしまったみたいな話でした。

医者が助けた命が必ずしも人を幸せにするわけではないとか、植物人間になったその女性は実は既婚で医者も裏切られていたのに、その後の家族の面倒を見ているとか、色々複雑な話ではありますが、端的には上記のような話です。

&のタイトルの由来は、登場する人物が何かしら2人の恋愛候補の間にいるということのようです。主人公も年下の元サークルの後輩に好かれていました。

画が好きとか、雰囲気が好きみたいな感じで読む漫画のようです。感想としては面白かったですが、これは絶対買いだとは思いませんでした。

男女の興味の対象の違い

少年マンガ・少女マンガといった分類があるように、明確に男性と女性の興味の対象は異なっていると思います。興味の対象が異なっているのか、異なっているという前提で商業誌が作られるのかはわかりませんが。

具体的には、女性向けのものは現実世界で普通に起こってもおかしくない恋愛ものの話が多く、男性向けは現実とはかけ離れた超能力とか、戦隊もの、変身する、剣と魔法のファンタジー、SFなどの物語が多い気がします。

現実世界での物語であるスポーツ物にしても、キャプテン翼テニスの王子様黒子のバスケといった非現実的な技が繰り広げられる漫画の方が人気があったりします。

また、物語のテーマも女性向けは人と人とのかかわりについてが多いのに対して、男性向けは強大な悪と戦うとか、謎に挑むとかメインテーマが対人ではないことの方が多い気がします。

固定観念を打ち破ったアニメ「プリキュア」

娘がいるので、娘が小さい頃、日曜の朝はプリキュアを見ていましたが、このアニメは女の子向けにもかかわらず、戦隊もののような物語になっています。これは、女の子の好きなものはこれ!というイメージを払拭した革新的なアニメで、今では日曜朝の定番アニメとなっています。

ただ、女の子がこのアニメを卒業するのはかなり早い段階(小学校低学年の頃にはすでに卒業)で、逆に男の「大きなお友達」がたくさんいるという時点で、やはり明確に男女の興味の対象というのは違っているのだろうと思います。

 

 

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