中学生時代のプロジェクトノートを発見
ワースブレイドについての記事を書いて、昔のシナリオを書いたノートがあったはずと思い、家の中を探してみたら発見しました。
↓こんなやつです。
ほとんどがソードワールドRPGかロードス島戦記コンパニオンのシナリオでしたが、一つだけワースブレイドのシナリオがありました。実際にプレイしたのかは覚えていませんが、数十年の時を経てシナリオ(黒歴史)を公開したいと思います。
物語の背景
ワースブレイドの世界はアハーン大陸が大半を占めていて、物語も大体そこで展開しますが、このシナリオでは、大陸南西部に4つの小国を勝手に作りました。その4カ国が小競り合いをしている設定になっています。4つの国のうちの一つが雇った傭兵により、今まで均衡を保っていた4カ国のバランスが崩れ始めている所から物語が始まります。
始まりは定番の酒場
TRPGでは、酒場でメンバーが出会うというのが定番の始まりかたです。これは当時多数出版されていたTRPGのリプレイ集の影響だと思います。
何度となく同じ始まり方でしかも自然にパーティを組むまで時間がかかるので、このシナリオではすでにパーティになっているところから始めることにしています。
(↓ノートから多少文章をわかりやすくして抜粋)
ある日、いつもの酒場(荒くれ者亭)で酒を飲んでいると酒場の主人が話しかけてきた。
「昨日の夜、店が終わった後、寝室でうとうとしていたら地下から奇妙な物音がしたんだ。その時は気味が悪くてすぐ寝ちまったけどちょっと見てきて欲しいんだ。引き受けてくれたら酒代タダにしてやるからさ」
これプレイヤーに断られたら話が終わってしまいますが、中学生なので断られた時のことは考えていません。
酒場の地下には地下迷宮につながる穴が
地下に降りると、王が城から秘密裏に脱出するための抜け穴と酒場の地下が何故かつながっていて、冒険者は王の抜け穴(追っ手をかわすために罠やモンスターがたくさんのダンジョン)に迷い込むことになるようです。
この辺り、ノートには何の記載もありませんが、ノートを見てなんとなくそういうことなのかなと思いました。何がきっかけで酒場の地下と抜け穴がつながったのか、なぜ他の客じゃなくこのパーティが選ばれたのかはよくわかりません。
この後、王の抜け穴を城に向かって遡り、宝物庫から城内に入ってしまいます。この宝物庫までのダンジョン探索がメインのシナリオのようです。
続きは次回。