自作小説の設定資料。神について

前回の記事に引き続き物語の背景の設定について

自作の小説の背景について前回に引き続き設定していきます。今回も魔法に絡めての背景設定になりますが、今回の魔法は神聖魔法と暗黒魔法。つまり、神に絡んだ魔法になります。

神に絡んだ魔法は、神の力を信仰心によって呼び出し、現実の世界に再現することになります。代表的な魔法としては、傷を治癒する回復魔法。解毒や状態異常を回復する魔法があります。攻撃に使える魔法はあまりありませんが、攻撃を補助する魔法や防御を補助する魔法が多くあるという設定です。

神聖魔法に対して、暗黒魔法は暗黒神の力を利用する魔法で、状態以上を回復する神聖魔法に対して、相手を状態異常にする魔法や、負の回復魔法としての相手にダメージを与える魔法といった魔法が特徴になります。

この世界の神について

この世界は、神が住む天上界と、人間を含む多数の種族や魔物が暮らす世界、魂の再生を行う冥界の三層に分かれています。神は人々の信仰心からエネルギーを得て存在しており、人々から忘れられると消滅する運命にあります。消滅した神は、人間達が住む世界で死んだ場合と同様冥界に送られ、魂の再生が行われます。

一旦人々から忘れられた神は人間界で復活し、再度英雄として活躍できれば、人々の記憶に残り、神格化され、神として信仰されます。そうなれば、もう一度神として復活することができます。

神々は大きく、光の陣営と闇の陣営に分かれて争っていますが、各陣営の中に複数の神が存在し、兵士として人間の世界で死んだ英雄がスカウトされます。このあたりは、北欧神話から取ってきています。

天上界では寿命が無いため延々戦争が行われています。神は決して完璧な存在ではなく、人間のように不完全な存在です。神聖魔法や暗黒魔法によって人間の世界に力を及ぼすことができますが、動機は不純で、より強い信仰心を得る事で、自身の力を強めようと考え、神聖魔法や暗黒魔法による力の召還に応じています。

バークは神の生まれ変わり

神聖魔法を使える戦士という設定のバークは、かつては神でしたが人々から忘れられ神としては死んでしまった生まれ変わりです。冥界から人間の世界に復活し、天上界に返り咲くために英雄を目指しています。ただし、神だった頃の記憶は無く、英雄になりたいという思いだけがあります。

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