どのような人材が優秀な人材か。ゲームに見るチーム編成

優秀な人材の定義

「優秀な人材」と言うのは、実はかなり定義が曖昧な気がしています。何を持って優秀とするのか、一般的にはオールマイティにどんな時でも高いパフォーマンスを発揮できる人材のような捉えられ方をしているように思います。

何でもできるは、何もできないに近い

確かに、何でも高い水準でこなせる人材がいるとすれば優秀な人材だと思います。しかし、我々の時間は有限で、様々なことに時間をかけようとすれば、一つ一つにかける時間は当然ながら少なくなります。

結果的に秀でたものはなくなり、なんでもそれなりにはこなせるけれども、どれも突出したものではないという人材になるのが普通です。

ゲームの世界では得意な能力を集中的に伸ばす

私が今プレイしている、戦国IXAにせよ、Lineレンジャーにせよ、キャラクターを育成し他のプレイヤーと戦うゲームになりますが、キャラクターを育成する際にバランスよく育てようとする人はド素人の人以外にはいません。

例えば戦国IXAでは、攻撃用のキャラクター、防御用のキャラクターは明確に分けられており、最近は両方に対応したキャラクターも存在しますが、例えそのようなキャラクターであったとしても、プレイヤーの中で防御用にするか攻撃用にするかを決め、そのために必要な能力を集中的に育て上げます(このような育て方を極振りといいいます)。

Lineレンジャーでは過去色々と変遷していますが、今は力タイプ、敏捷タイプ、知能タイプと3種類の特徴を持つキャラクターをそれぞれ特徴にあわせた装備で強化していくのが一般的で、装備が特徴と合っていないとチームの総合力は大きく低下します。

一人でやるのかチームでやるのかで人材は異なる

自分の得意な部分を集中的に育てていくというのが、現実のビジネスの世界でも成功する近道だと思います。苦手なものを克服するには多大な時間を要しますが、そのわりに人並み程度になるといった成果しか期待できません。

ただ、この話も状況により、例えば個人事業者として起業した場合など、一人で何役もこなさなければならない場合、苦手だからといって完全に避けて通ることはできません。そのような場合はどうしてもバランスよく時間を割かなければならなくなります。

しかし、大企業のサラリーマンのようにチームで行動することが通常の場合は、全員が同じことをできるチームよりも、それぞれが全く違う得意分野を担当し、互いに補い合うチームのほうが総合力が高いと思います。

 

 

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