ファイナルファンタジータクティクスの物語10【ネタバレ注意】

地下書庫・地下三階

ラムザ達は、聖石を手に入れるため、オーボンヌ修道院の地下書庫の地下三階へと到達します。地下書庫には神殿騎士のイズルードがおり、ラムザ達の聖石を奪おうとします。

イズルードも聖石を持っているため、ラムザたちは逆にイズルードの聖石を奪取しようと試みます。

戦闘中、イズルードはラムザがベオルブ家であるにもかかわらず、ザルバックやダイスダーグにも従わず、グレバドス教会に反抗することに疑問を投げかけます。

ラムザは、ベオルブ家だからこそ私利私欲のために戦えないと訴え、イズルードはグレバドス教会は理想郷を作るために戦っているのだから、目的は同じだと主張します。

イズルードは聖石が悪魔の力であることに気付いておらず、聖石は神器で神聖なものだと思っています。

ラムザは聖石はルカヴィになるための道具であることを説明しますが、イズルードは信じません。ラムザがドラクロワ枢機卿から聖石を奪ったと思い込んでいます。

ラムザによって追い詰められたイズルードは聖石を持ち帰る必要があるため逃走します。

地下書庫・地下一階

イズルードは地下一階まで撤退する中、アルマを捕らえて人質にします。神殿騎士ウィーグラフが現れ、ラムザの相手を引き受けます。

ラムザはウィーグラフが生きていたことに驚きます。また、骸旅団の理想に燃えていた頃のウィーグラフではなく、グレバドス教会の手先になってしまったことを非難します。

ウィーグラフは理想は実現できなければ意味がなく、実現するために手段を選ばなかった結果、教会に属する騎士になったと言います。

ラムザは、理想を貫き通すことによって人々の記憶に残り、貴族の慣習に影響を与えていたと主張します。しかし、ウィーグラフは、理想のみでは意味がないことを再び主張し、ラムザの考え方を否定します。

ウィーグラフはラムザに討たれ、逃れますが、傷は深くオーボンヌ修道院の出口で倒れます。イズルードが駆け寄りますが、ウィーグラフはイズルードを逃がします。

ウィーグラフは重症のためそのまま死を迎えそうになりますが、このままミルウーダの敵も討てず、死んでいった仲間達の夢を実現することもなく死にたくないと強く思います。

すると、ウィーグラフが持っていた聖石が自ら語りだし、ウィーグラフに契約を結ぶように促します。ウィーグラフは契約を結ぶことを承諾します。

ラムザは止めますが、ウィーグラフは魔人ベリアスと契約を結んだ結果、魔人ベリアスとなり永遠の生を手に入れます。魔人ベリアスはラムザと戦わずどこかへ行ってしまいます。

その後、重傷の神学者シモンが修道院から現れ、ラムザに聖アジョラの弟子のゲルモニークが記した書を渡します。長い間行方不明だった書ですが、地下書庫で発見したようです。

この書には、聖石と関係しているゾディアックブレイブ伝説の真相が詳細に記されているとの事です。シモンはこの書によって教会の不正を暴きアルマを取り戻すよう言います。

シモンはラムザに後を託し、ラムザを若き日のバルバネスと重ねて息を引き取ります。

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