ファイナルファンタジータクティクスの物語13【ネタバレ注意】

城塞都市ヤードー

貿易都市ドーターでラムザにゲルモニーク聖典を持ってリオファネス城に来いといった異国の風貌を持つ魔道士が妹ラファと口論しています。ラファは、この兄マラークが大公に騙されているから逃げようと説得しています。兄マラークは天冥士、妹ラファは天道士という一子相伝の秘術を受け継ぐ者であり、大公はその秘術を手に入れるためにこの兄妹の村を焼き、兄妹の命を救うことで命の恩人のフリをしたようです。

マラークはその話を信じず、妹が逃げようとするのを諌めます。妹は大公にひどいことをされたようで、マラークもそれを知っているようですが、それでもマラークは大公に恩を感じており、ラファの言うことを聞き入れる気はないようです。

この兄弟が所属するリオファネス軍から、ラファがラムザに救いを求め城塞都市を飛び出します。ラムザはラファを救出します。

大公とはバリンテン大公の事で、ラファの話によるとイヴァリース国王の座を狙っているそうです。武器王と異名をとり兵器開発・魔道士の育成に長けているようです。

ラムザは大公をそそのかしている者の存在を主張します。ラファはルカヴィの存在を知っており、ルカヴィを倒したとしても誰からも感謝されないにもかかわらず、異端者になってまで戦うラムザに何故と問いかけます。

ラムザはベオルブの名を継ぐ者として、名誉と誇りのために戦っていると答えます。ラファはそうではなく、ラムザは不正や悪事を見捨てられないからだと断言します。

ラムザはこれから妹アルマのためリオファネス城に向かう必要がありますが、脱出に成功したラファも、兄マラークを連れ出すため同行を申し出ます。

ラファとマラークは五十年戦争の戦災孤児であり、バリンテン大公はそういった孤児を救って、才のある人間に英才教育を施し、精鋭を育成しているようです。

バリンテン大公の悪行についてラファがラムザに説明していた時、影から蛙が現れマラークの声で、急いでリオファネス城に来なければアルマの命はなく、また、ラファも一緒に来なければならないと脅迫します。伝えた後、蛙は爆発します。

ラムザとラファは急ぎリオファネス城に向かいます。

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