保険の見直し。将来の収支をシミュレーションする意味

保険の見直しをやってみて思ったこと

今の保険に入ったのはかれこれ7,8年前だったと思います。その頃に比べると子供は2人増え、収入も若干上がっています。

その当時は、子供は二人の予定でしたし、昇進前だったこともあり収入も今より低い設定でした。

当時の予定より子供は一人多くなり、入るべき保険も見直したほうがいいのではないかと思い無料相談に行ってみました。

無料相談に行ってみてわかったのは、保険として優秀と言われていたので入っていた県民共済が過剰な保険になってしまっていること、癌になったときの保障がないということでした。

県民共済は優秀だが必要な時の保障が薄い

保険で求められるのは、困った時にお金がもらえて生活を維持できると言うものですが、県民共済は健康な可能性が高い若い時期の保障が厚く、高齢者になると保障が少なくなるとの事でした。

じゃあ、若い時にだけ入っておけばいいのかというと、そういうわけでもなく、県民共済に払っているお金を今のうちに保険に入っておけば安い金額で保険に入れるのに対し、高齢者になってから保険に入ろうとすると高額になってしまうため、県民共済を早々にやめて今なら安い保険に入っておくと言うのもひとつの手になります。

私の場合、癌保険がなかったため、県民共済を解約し、代わりに癌保険に入っておこうと思っています。

将来の収支シミュレーションの要否

こういう見直しを行ううえでは必ず、将来にかかるお金のシミュレーションがついて回ります。

正直、このシミュレーションにどこまで意味があるのだろうかと思うことがあります。というのも、定年まで同じ会社で働くのが確実なわけはなく、また、今回のように当初2人の予定だった子供が3人になったり、その子供達が私立なのか公立なのか、文系なのか理系なのか、そもそも大学に進学するのかといったことでかなり支出の金額が変動しますが、そんなことも蓋を開けてみないとわかりません。

また、浪人したら大学から先の支出は1年づつずれますし、子供の結婚に親が出す費用とかも考慮に入れますが、結婚をいつするのかそもそもできるのかと言ったことになってくるとさらに不確実です。

なので、いつどれぐらいの金額が必要かというのは非常に大雑把な目安であることを踏まえて数十万円程度の誤差は気にしない必要があります。

大体どれぐらいの時期に数百万円単位で大雑把に預金を準備しておく必要があるという程度の情報です。

大事なところは、子供が大学に進学する頃自分は何歳になっているのか、と言った認識が意外と抜け落ちているのでその辺りを思い出すことも重要だと思います。

日々の収支をおいかけて予実を管理することができれば

この大きな長期計画を踏まえたうえで、日々の収支を把握・管理していき、いいのか悪いのかを考える上での目安にすることができれば有用ですが、そちらの直近の情報を押さえるのはとても大変です。

先手を打つためにどこまで情報の把握に時間を割くのか、その時間を収入アップに使ったほうがいいのか、最適解を見つけるのは難しい、かなり悩ましい話だと思います。

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