キン肉マン26巻~29巻個人的ベストバウトならぬベストわけわからん演出

キン肉マン26巻~29巻まで読んで

今日までLineマンガで無料公開されていたキン肉マン。1巻~29巻までという当初のキン肉マンの大半が公開されていた大サービスでしたが、全部読むことができました。面白かったです。

無料で読めるなんていい時代になったと思います。私がリアルタイムでど真ん中だった悪魔超人編の前後の話が初めてまともにわかりました。

26巻~29巻までは王位争奪戦の話の前半でした。キン肉マンの素顔に奇跡を起こす力があるとか、姫路城と名古屋城が合体するとか、今まで一言も触れられていなかった予言の書(確かこの頃ノストラダムスが流行っていたと思うのでその影響だと思います)とか相変わらずつっこみどころ満載でしたが、個人的に一番つっこみたかったのはキン肉マンソルジャーチームでした。

ベストわけわからん設定:椅子の配置で指示を出すソルジャーチーム

26巻~29巻の数あるわけわからん設定の中で、強烈に印象に残ったのはキン肉マンソルジャーチームでした。なぜかこのチームだけ昔からいた超人が仲間になっているという所も、そのメンバーがザ・ニンジャ、ブロッケンJr.、バッファローマン、アシュラマンというとりあえずイメージだけで集めたとしか思えない何の関連性もない超人たちというところも、さらに言ってしまえばザ・ニンジャはいつ生き返ったのかわからないというところも微妙につっこみ所ですが、最大のつっこみ所は先鋒のザ・ニンジャが戦っていた時です。

ザ・ニンジャが戦っている時、おもむろに「どうするソルジャー?」とチームが座っているほうを見ます。すると、チームの他の4人がおもむろにパイプ椅子を持ってVの字型に椅子を配置し座ります(なぜか笑いながら)。

ザ・ニンジャがそれを見て、「あれはVの陣形!休まずせめろという合図だ!」と合点します。

もうつっこみ所満載です。敵が襲ってきているわけです。椅子の配置を変えている間に攻撃が当たってしまわないのでしょうか。そして何より、そうやって敵にばれないように出す指示の内容が「休まずせめろ」です。普通の声援です。もっというと椅子の配置換えを待っている間にちょっと休んでしまっています。

言葉で「そのまま休まずせめろ!」と叫んで特に問題ないと思います。早いし。どうしても指示がばれたくなければソルジャーがVサイン出してもいいです。

その後もL字型に椅子の配置を換えて「望みを捨てずに戦え」の指示とか、他のメンバーが裏でなんかするとかならわかりますが、ただ座っているだけ。

そして、当たり前ですが、先鋒のザ・ニンジャ敗北後は人数が減って陣形が作れなくなるので、この椅子指示はなくなります。

この部分はもしかしたらギャグなのかもしれませんが、結構まじめにやっていたので心の中で一番つっこんだ部分でした。

それにしてもキン肉マン面白かったです。こんなことでもなければ死ぬまで読み返すことはなかったの思うのでLineマンガのキャンペーンには感謝しています。

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