三国志13いかに最後まで盛り上げるか

コーエーテクモゲームス「三国志13」プレイ動画

ふとしたきっかけで三国志13のプレイ動画を見たら面白かったので、立て続けに2つのプレイ動画を見てしまいました。

最初に見たのは史実ではありえないシナリオ「英雄終結」でプレイした以下の動画。

張超というのは架空の武将かと思いきや、呂布の反乱の頃ぐらいまでいた実在の武将でした。曹操と孫堅に挟まれた弱小勢力から見事に勢力を拡大していき、天下統一までもっていくプレイ動画です。

この動画は、戦闘を一切コンピュータに任せているため、プレイヤーが圧倒的劣勢をプレイヤースキルで跳ね返すということが出来ません。しかも同盟や停戦を縛っているため、相手の攻撃をやめさせるために別の場所を攻撃したり、勢力拡大を阻むためにあえて攻撃するフリをしてこちらに注意をひきつけたりと非常に巧妙に立ち回っていました。

この動画が面白かったため、もう一つ見た動画がこちら。

こちらはゆっくりボイスというテキスト読み上げソフトを利用して解説しながら進めていくスタイルで、ゲームの内容が非常にわかりやすかったです。再生数から見てもかなり有名なプレイヤーさんだと思います。

こちらは、先ほどの動画とは違い史実の赤壁の戦いの直前の劉備軍でスタートして、史実に沿って荊州南部から益州を奪取し、その後は孔明が描いた構想の通り涼州方面から長安へ侵入して曹操を滅ぼすという流れでした。

赤壁の戦いの頃の劉備は曹操と圧倒的な戦力差で、普通に考えてどうやってこの状況を覆すのか信じられませんでした。史実の孔明はよくもこの状況を覆す策を本気で考えようとしたものだと感心しました。

この動画では、戦闘をプレイヤー自身が行って、圧倒的劣勢も覆して戦っていたため、前に見た動画よりも危なげない感じでした。最初の方こそ、もうダメだろうと何度も思いましたが、益州を平定した辺りからかなり安心してみていられる動画でした。編集も上手く、最後のほうのだらけてしまう部分は思い切ったカットで終わらせていました。

最終局面ほどつまらなくなる宿命をいかに緩和するか

コーエーテクモゲームスの信長の野望シリーズと三国志シリーズの永遠のテーマとも思える最終局面でつまらないという仕様について、昔に比べてかなり工夫を凝らしていると思います。

まず、反○○連合というシステム。プレイヤー勢力が大きくなってくると複数勢力が共闘してプレイヤー勢力を攻撃します。これによって、各個撃破が難しくなり、惰性でプレイする局面がより遅くなります。張超でプレイしていた最初の動画の方はこの反○○連合に結構苦しんでいました。

また、援軍がいろんな都市から出てくるので、敵国がある程度の規模であれば簡単には落とせなくなっています。昔はプレイヤーが兵力を一点集中するのに対し、コンピューターは兵力を全体に分散配置してしまうため、数値上の兵力差よりもプレイヤーのほうが圧倒的に有利な状況で戦えていました。

最近は各都市ごとに兵数が決まっているのかプレイヤー側も分散配置を余儀なくされる反面、遠くの都市からも援軍を送れるようになってプレイヤー対コンピューターの総力戦が実際の数値に近い形で行われるようになっているようです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です