自ら物語を創作できるシミュレーションゲームの魅力

引き続き三国志13のプレイ動画を鑑賞

先日の記事で、三国志13のプレイ動画の紹介を行いましたが、その続きで以下のプレイ動画を鑑賞しました。

先日紹介した動画の後半の方の動画で、馬雲騄と結婚しようとしたらいつの間にか本来の夫である趙雲と結婚してしまっていたというくだりがあり、そのリベンジ的なネタ動画だと思って見始めましたが、最終的には劉備が暗躍して子の劉禅に天下を取らせるという非常に面白い動画に仕上がっていました。

パワーアップキットにより多様なプレイが可能に

前回紹介したプレイ動画と異なり、今回はパワーアップキットという追加要素によって多様なプレイが可能になっており、その紹介動画にもなっていました。

プレイヤーが操作する劉備は、Part1の動画タイトル通り、まずは馬雲騄と夫婦関係になり、子供をもうけます。その子は女の子でしたが、劉禅と名付けて英才教育を施します。その後ある程度お膳立てをしたあと、劉禅に君主の座を譲り、劉備自体は下野します。

以前の三国志シリーズだと一介の在野武将にできることは限られていたと思いますが、三国志13では、商人や侠客といったプレイが可能になっており、勢力同士をそそのかして戦わせたり、同盟を結ばせたり、はたまた山賊のような勢力となって都市を攻撃したりすることが可能になっています。

この動画では、そういった様々な身分に次々と姿を変えて、時にバランスを保つため勢力同士を停戦状態に持ち込んだり、劉禅軍の敵対勢力を弱体化させるため、強力な武将を自らの同志として引き抜いたり、最終的には賊として都市を攻撃し空白地にしたりして劉禅の侵攻を助けていました。

劉禅自体はコンピュータの操作なので、なかなか思い通りに動いてはくれませんが、侵攻する都市を提案するなどしてある程度プレイヤーの思い通りに動いてもらうこともできます。

普通にプレイしていると、降伏勧告で勢力全体を屈服させることはかなり難しいですが、このようなプレイで裏から降伏を提案すると対象勢力にかなりの戦力が残っている段階でも降伏させられてしまうなど、普通では見られないプレイも多々あり非常に面白かったです。

自らストーリーを考えてプレイする面白さ

この動画は、後世で劉禅が神格化し劉備の存在は世に知られることがなかったという設定で、劉禅伝という物語を創作し、その物語の筋書きに沿って、もしくはプレイした結果を物語として解釈する事でプレイを進めるというスタイルをとっていました。

そのプレイはまさにロールプレイングしている状態で、シミュレーションゲームとロールプレイングゲームの境目が徐々になくなってきているのかもしれないと思わせるプレイ動画でした。

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