マラソンに興味ある人必見!42.195kmの世界。

人生初40km超を一気に走った感想

以前記事にも書いたとおり、1月末にフルマラソンに挑戦しようと定期的にジョギングを続けています。

本当は、月に数回30km程度走って長距離に体を慣らすのが理想のようですが、そんな時間を取る余裕がないため、昨日いきなり42.2km走ってみました。

時間的に余裕がないというのもありますが、他の市民ランナーの方のブログをいくつかみると、30km辺りから急激にペースが落ち込むようです。その急にペースが落ち込んだ後、どうやって完走するか、その感覚も知りたくてフルマラソンと同じ距離走ってみようと思いました。

その結果がこちら。

ちなみに、信号待ちやコンビニで飲み物を買ったりしている間は時間を止めています。

前回の記事にあるように、定期的に10.6km走っていますが、その時の平均ペースは安定して5分/kmを切れるようになってきていました。1km5分弱でフルマラソンを走れれば、3時間30分を切ることができます。

なので、4時間は切れるだろうと思っていました。しかし、そんなに甘くはありませんでした。

25km超えた辺りから世界が変わる

当初、10.6km走っている時よりも少し遅いぐらいのペース(5分前半/km)で順調に走っていました。経験者から長距離を走る時は歩くぐらいの速さでもいいというアドバイスを貰っていたのですが、あまりゆっくり走っても逆に疲れる気がして、無理のないペースのつもりで走っていました。

20kmを超えてもペースは落ちず、このまま行けるのではないかと思っていた矢先、25km辺りから急に6分/kmぐらいに。正直、体の実感としてはそこまでペースを落としたつもりはなかったので驚きました。しかし、次の1kmで7分台にと落ち始め、最終的には1km7~8分台以上に速くは走れなくなりました。

練習ですし、何度もくじけそうになりましたが、「歩くぐらいの速さでもいい」という言葉を頼りに最後まで走りました。

雲梯で握力がなくなったみたいな状態

子供の頃の話ですが、雲梯で遊んでいる時に、あまり長くやっていると握力がなくなってきてぶら下がっていられなくなる瞬間が来ます。それ以降は、ちょっと休んだぐらいでは握力が回復せず、雲梯は続けられません。

足の筋肉で、これと同じような状況に陥っているのが、25km超えた辺りからなのだと思いました。地面を蹴って前に進む力が無くなり、足が前に出なくなります。雲梯と違うのは、雲梯がぶら下がれないと続けられないのに対し、走るのはちょっとでも足が前に出れば進めるという点です。

25km以降は、この握力が無いのに雲梯をしているような状況でかろうじて足を前に出し続けなければなりません。今まで使う必要がなかった足の付け根辺りの筋肉を使って足を前に出す必要があるため、足の付け根辺りも猛烈に筋肉痛になりました。

何よりも重要な給水

もうひとつ、今回痛感したのが給水です。本番では給水ポイントがあるので大丈夫だと思いますが、練習の時はきちんと給水について考えておかないと、死ぬ思いをします。

普段の10.6km走っているときは、最後まで水を飲まなくても大丈夫でしたし、ペットボトルを持って何十キロも走れないと思って、冬だから大丈夫だろうと何も考えずに走り出してしまいました。すると25kmを超えた辺りから、水の事で頭がいっぱいになりました。

27km地点辺りにあった公園の水のみ場まで何とか走り、一旦水分補給した後、折り返しで同じ水のみ場まで戻ってきた時に再度水分補給。それでも厳しかったので、38km地点辺りのコンビニで500mlのペットボトルのスポーツドリンクを買ってそこからは、それを持って飲みながら走りました。

38km辺りからはあと4kmぐらいで、あとちょっとに見えますが走っている時はこの4kmが絶望的に遠く感じました。

この時点で1km8分ぐらいになってしまっていて、飲む事で遅くなろうが、ペットボトルが重かろうがどうでもいい感じになっていました。

調べてみると、ボトルホルダーというのがあるようでやはり持って走るのが普通のようです。今度は持って走ろうと思います。

地味に予想外の負傷

これは、女性は関係ないのかもしれませんが、足の痛みにばかり意識がいっていて、終わった後気付いたのですが、シャツに乳首が擦れてすりむいていました。地味に痛いです。

次回は絆創膏でも貼って走ろうと思います。

 

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