人類が生まれて現代に至るまでの物語。世界史授業で知る3つの面白い理由

世界史の動画をアップしている世界史の先生

ネットの記事で、世界史の動画をアップしている世界史の先生が非常に人気があるというのを読んで、YouTubeで動画を検索してみました。大学入試完全網羅というタイトルになっているため、当然ながら何本にも渡る動画のようですし、1本あたりの時間も30分前後と非常に長編の動画になっています。

2本ほど見てみましたが、非常に面白い授業です。私は大学受験の受験生時代には、東京の人気講師の講義をライブ映像で聞いていましたし、公認会計士の講義も東京の講師のビデオ講義を学校のパソコンで再生して聞いていたので、このように動画形式の講義には全く違和感がありません。

地理を選択していたため、世界史については全く知らないことだらけで、非常に興味深いですが、全部を見るのはさすがに大変そうなので暇を見てながらで視聴してみたいなと思っています。

この授業が面白い3つの理由

学校の授業は先生によって非常に面白いと思える時と、非常につまらなく感じるときがあります。教えている内容には大差が無いはずですが、面白い授業と面白くない授業は、面白い物語と面白くない物語に通じるものがあるのではないでしょうか。

①情報に無駄が無い

この動画を見ていて思うのは、まず情報に無駄が無いこと。雑談的な話が随所に入ってくるのですが、それも覚えやすくするためという意図が明確にあります。

②言葉がわかりやすい

また、言葉が平易でわかりやすいこと。対象は高校3年生だと思うので、ある程度難しい言葉でもわかる気がしますが、中学生ぐらいの人が聞いてもわかる内容になっていると思います。当然、覚えなければいけない言葉があり、その言葉が難しいケースもあるのですが、その場合でも難しい言葉をわかりやすく解説してくれます。

③話の順序が整理されている

さらに、話が頭に入ってきやすい順番で語られていること。世界史は古い時代から新しい時代に時系列に語られますが、私が聞いた1本目の先史時代の話については、まず先史とはどういうことかという解説から始まり(文字が生まれる前のことだそうです)、先史時代の人類について説明があり(猿人、原人、旧人、新人だそうです)、各人類の特徴についての説明があります。

この順序は、まるでエクスプローラのフォルダの階層構造のような作りになっており、その整理の仕方が漏れもダブりもないように作られています。

物語の中で何かを説明するのに使える手法

物語については、一概にそのようなわかりやすい構造である必要は無いかもしれませんが、独自の世界観や概念の説明にはこのような手法も重要になってくるのではないかと思います。

 

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