過去の情報を見直す大切さ。断言法にも通じる考え方

自分が考えていることは意外と忘れていくのが速い

経営者のインタビュー記事を読んだりすると、メモをよく取りそのメモをよく読み返すという話がでてきたりします。メモを取る行為は、アイデアがひらめいたり、他人の話や情報を入手した時に自分にとって使えそうな話であった場合に、書き留めておいたりすることに使います。

このとき、メモを取った情報が即使えるのであれば見返す必要は無いのですが、なかなか即使える場面というのはなく、なんとなく使えそうというレベルでメモをしていることが多いと思います。

それは後のひらめきの材料として潜在意識に残るものだと思っていますが、一方で、その情報を見返したときに新たなひらめきのきっかけを掴むとか、重要だけど緊急性が無かったことについて改めて思い出すといった効果があります。

普段生活していると、自分にとって重要なことは大抵覚えているような錯覚に陥っていますが、本当に重要で緊急性の高いことしか頭の中に入っていないことがほとんどです。

例えば、自分が動画投稿をやってみたいと思っていたり、ドローンで空撮してみたいと思っていたりしているとして、実際にやり方を調べてドローンを購入してとやっていけばいいのですが、別に期限があるわけではないしと思って放っておいてしまうと物の見事に忘れてしまっていたりします。

優先順位が高くないことが重要ではないとは限らない

これは、そもそもそこまで優先順位が高くないからという話なのかもしれませんが、自分の中で優先順位が高くないことが自分にとって重要ではないとは限らなかったりします。

ビットコインが流行り始めた頃、マウントゴックスというビットコイン交換所が窃盗行為で破綻する事件がありました。この頃からビットコインは知られており、私も興味がありましたがよくわからないのでほったらかしていました。

その後、ビットコインに使われているブロックチェーンという技術が取引全般を公正に行うために利用できることが知られるようになり、ビットコインの商品価値も高まって、いまやとてつもない高値がついています。

ビットコインが将来どうなるかなんて、マウントゴックスの頃にはわかっていませんでしたが、私はこのような先端技術に比較的興味があるほうだったので、興味本位で1単位ぐらい購入してもよかったはずです。

なぜ、それをしなかったのか、そこまで日々の生活と関係しておらず優先順位が低かったためです。

このように、優先順位と重要性の関係は必ずしも一致していません。このように日々ふと思っていることをちょっとした努力で実現していくためにも、メモを取りそれを見直すというのは、幸せになるために効果が高いのではないかと思います。

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