事実は小説よりも奇なり。凶悪犯罪に見る信じられない現実

一家四人惨殺の関光彦の死刑執行

死刑が執行されたというニュースで事件当時未成年だった関光彦という死刑囚についてどんな事件だったのか興味が湧き、調べていると、現代事件簿という凶悪犯罪や世間を騒がせた事件についてまとめたサイトを見つけました。ついつい読み耽ってしまうような書き方で、どの事件も興味深いです。

関光彦の事件はその中でも一番最初に出てくる記事で、彼の非道さには戦慄を覚えます。

惨殺された家族は関光彦と何の関係も無く、惨殺されるきっかけになったのは、たまたまその家族の当時15歳の少女(この方だけ生存)が買い物帰りに関光彦に出会ってしまったというだけです。

たまたま、車で通過している時に落石に当たって亡くなってしまった方がいらっしゃいましたが、そのレベルの不運です。日ごろどんなに善い行いをしていたとしても、このように凶悪な人間にたまたま出会ってしまうという不運はどうしようもありません。

このような凶悪犯罪の記事を読んでいると、世の中には、人の命を奪うことをなんとも思わない人間と言うのが確実に存在するのだということがよくわかります。

この事件については、あまりにも理不尽すぎて未成年にもかかわらず死刑判決になったとのことですが、当然だと思いました。

犯人が出所する恐怖

先ほど紹介した、現代事件簿というサイトの2番目の記事も理不尽です。森川哲行(平成11年9月死刑執行)という殺人犯で、1回目の殺人で、妻の母親を殺害し、無期懲役で服役したものの、23年後の仮出獄後にさらに2人を殺害しています。

森川哲行は、最初の殺人で無期懲役の判決を受け服役させられたのは妻が自分の言うことを聞かなかったからだと恨みを募らせていました。つまり、妻のせいで自分が苦しめられていると考えていたのです。

こうして、妻を含め自分を苦しめた関係者を全員殺そうとして、手近な2人を殺したところで再逮捕され、死刑になりました。このような凶悪犯罪者はいつか出所するのだと、被害者は本当に恐怖しかないと思います。

凶悪犯罪者に共通する思考回路

凶悪犯罪者の行動を見ていると、全ては人のせいと考えている点で共通しています。相手が悪いと考えるのは自分が努力する必要が無いので非常に楽ですが、自分の人生をコントロールできなくなります。逆に、自分がどう改善すれば寄りよくなるだろうかと考えると、自分が努力しないといけなくなるのでつらいですが、自分で人生をコントロールしやすくなります。

凶悪犯はこのように不幸のスパイラルに陥る思考回路で生きていると思うので、不幸になっていくのは勝手にしてもらっていいと思いますが、巻き込まれるほうは本当に洒落にならないと思います。

 

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