WATCH DOGS2 クラッカーを主人公にしたゲーム

クラッカーを極端に万能化したゲーム「WATCH DOGS」

WATCH DOGS2というPS4のゲームの実況動画を見ていますが、このゲームは天才クラッカー集団の一員となって、SNSでフォロワーを増やして社会的な影響力を増していくゲームです。

クラッカーと言うのは悪意を持ったハッキングを行う人の事で、ハッカーを悪く言う時に使う言葉ですが、このゲームでは一般人のネットバンクに不正アクセスしてお金を抜き取ったり、ラジコンを無線で操作して不法進入したり、車を操ったりと違法な行為を平気でやっていきます。

まだ見ている途中なので結末はわかりませんが、クラッカーが極端に万能な設定で、現実にこんなに色々とできるわけがないと思いますが、3Dプリンターで何でも作れたり、他の人に成りすまして大金を手に入れたり、面白い話だと思います。

主人公達は悪党集団ですが、更なる巨大な悪と戦う事で味方を増やし体制に迎合する悪を打倒するみたいな展開のゲームのようです。

情報技術の発展を物語に組み込む

現代や近未来を舞台にしたSFの物語を作る上では、現実の技術の進展はどうしても反映が必要になります。現実ではスマホが当たり前なのに、固定電話しかない世界を現代とするには無理があります。

初代ガンダムではブライト艦長がホワイトベースで艦内に指示を出すときに、カラオケボックスにあるようなコードつきの受話器のようなものを使って指示を出しています。コンピュータからの出力情報もパンチカードに穴が開いているものを読み取る方式です。これは、当時の技術では普通の事で、将来的にスマホのような無線の技術が当たり前になることも、パソコンのインタフェースがモニターを介するものになることもわかりませんでした。

そう考えるとドローンやAI、車の自動運転、ビットコインのような国に依存しない通貨の出現等々、技術の発展はここ数年でも目覚しいものがあり、WATCH DOGSのように現代を舞台にして最先端の情報技術をテーマにしたゲームで展開される物語はそういった技術に細心の注意を払わないと、初代ガンダムを今見ると違和感を感じるのと同じような違和感が生じることになります。

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