宇宙空間のデモムービーから始まるXenogears（ゼノギアス）
スクエアエニックスは数々の名作RPGを生み出したメーカーですが、ゼノギアスはその一つになります。基本的には中世ぐらいの文明レベルを舞台にしたファンタジーRPGのようですが、中に入って操縦するタイプのロボットがでてくるなど、若干ワースブレイドっぽい世界観になっています。
そのロボットが出てくる理由として、最初のデモムービーで宇宙空間で宇宙船が人間ではない何者かに乗っ取られようとしている所から始まります。
宇宙船のシステム内に進入し制御を乗っ取ろうとしているようで、船長は物理的に切り離そうとしますがその甲斐も無く宇宙船は乗っ取られてしまいます。万策尽きた船長は、乗員を脱出させると共に、自らは自爆装置を起動して船もろとも死を選びます。
時は流れてはるか未来
物語の舞台となるのは、この事件の一万年後、文明レベルはかなり衰退していましたが、アヴェという国とキスレブという国が過去の遺物である戦闘用のロボットを発掘して戦争をしており、その戦争は300年続いていました。
キスレブの方が優勢でしたが、高度な科学技術を持ったゲブラーという謎の組織がアヴェに味方した事で形成は五分に戻ります。
辺境の村ラハン
主人公は辺境の村ラハンに住むフェイという青年です。いきなりロボット同士の戦闘シーンから始まります。フェイがロボットに乗って、「どうしてこんなことになったんだ」と言いながら敵と思われるロボットと激しい戦闘を繰り広げています。
そのシーンから燃え上がる炎の映像がクローズアップされ、炎の絵を描いているフェイのシーンに移ります。ロボット同士の戦闘の前の出来事のようです。
その家にいる女性によると、フェイがこの村に来たのは3年前で、仮面をつけた男が村に連れてきて預かってくれと村長のリーに頼んだようです。フェイはそれまでの記憶を失ってしまっているようです。
明日にはフェイの親友のティモシーとアルルの結婚式のようで、村は準備であわただしいようです。
アルルにはダンという弟がおり、フェイに大事な話があるとのことです。
