【ネタバレ注意】ファイアーエムブレム聖戦の系譜のストーリー1。世代を超えるファンタジーシミュレーション

記憶の彼方の時代

最初は昔話から始まります。かつて魔王が支配し闇に覆われていた時代があり、十二の神が現れて、闇を払い、希望がこの世に蘇ったと言う話です。

この話は大陸史として以下のような出来事が伝説となったものです。

聖戦の系譜の時代から750年ほど遡った時点から、500年ぐらいの間にグラン王国の成立、王国から共和制への移行(グラン王国から共和国グランへ)、ロプト教団の出現、ロプト教団所属の十二魔将の乱による共和国グランの滅亡、ロプト帝国の成立、様々なロプト帝国による虐殺が起こります。

その後、ロプト帝国に対して皇帝の弟マイラ王子の反乱が起こり、十二聖戦士によりロプト帝国が倒されます。ロプト帝国滅亡後、グランベル七公国と周辺五王国が成立。七公国はまとまってグランベル王国となり、大陸歴757年、グランベル国軍が東方の国イザークへ遠征するところから物語は始まります。

大国グランベル王国

ユグドラル大陸の中央に位置し、十二聖戦士の一人聖者ヘイムにより建国。王国には、聖戦士の血を引く六つの公爵家があり、王国に従属しつつ各公爵が独自の軍事力と独立性を保っています。

王国の政治は、アズムール王からクルト王子に委譲されており、シアルフィ家(公爵家①)の当主バイロン卿がユングヴィ家(公爵家②)のリング卿と共にクルト王子をサポートしています。

王子の台頭に宰相のフリージ家(公爵家③)レプトール卿は危機感を覚えており、ドズル家(公爵家④)ランゴバルト卿と共に反王子勢力を形成しています。

ヴェルトマー家(公爵家⑤)の若き当主アルヴィス卿は政治的に中立な近衛軍指揮官です。エッダ家(公爵家⑥)のクロード神父だけが国の対立状況に不安を覚えています。

六つの公爵家のうち、2家が王家に友好的、2家が敵対的、2家が中立という構図です。

東方からの侵略

物語の始まりは、東方の蛮族イザークが王国東方のイード砂漠にある友好都市ダーナに侵略したという一報からになります。

ダーナの住民が虐殺されたことから、自国に侵略されたわけではないにせよ、罰するべきとの世論に押されイザーク討伐の決定が下されます。

クルト王子が勇壮な武人として知られるバイロン卿と共に諸公を率いて出陣します。グランベル内は手薄になりますが、西側の国境を接するアグストリアとヴェルダン王国とは同盟関係にあるため問題ないと考えられていました。

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