【ネタバレ注意】ファイアーエムブレム聖戦の系譜のストーリー2。世代を超えるファンタジーシミュレーション

ヴェルダン王国の裏切り

イザーク討伐のため東方に兵が集中している隙を突いて、西側南方の国境に接していたヴェルダン王国の王子ガンドルフが、突如同盟を破棄してグランベル領内に攻め入ります。ヴェルダン軍は王国南西に位置するユングヴィ城を大軍で包囲、指揮官として機能する人材は娘のエーディン一人だけです。エーディンはやむなく僅かな部下と共に城に残ります。

ユングヴィ城の東側にあるシアルフィ公国のシグルド公子はこの知らせを聞き、幼馴染のエーディン救出のため出陣します。

包囲されるユングヴィ城

城内では、打つ手が無い状況にエーディンはあきらめかけています。部下のミデェールも自分のふがいなさを申し訳なく思っているようです。しかし、逃げ道も無くエーディンの人徳もあって、皆最後まで戦う覚悟です。

東からシグルドの軍が到着しますが、シアルフィ家も当然主力はイザーク討伐に取られており、部下を巻き込むわけにも行かずシグルド単騎でも救いに行こうとしますが、部下のノイッシュ、アレクは共に玉砕することを望みます。

シグルドたちは、名軍師スサール卿の孫である騎士見習いオイフェの助言に従い、村を守りつつユングヴィ城を目指すことにします。

包囲されているユングヴィ城では、部下のミデェールがあっけなくガンドルフに倒され、エーディンはガンドルフに連れ去られてしまいます。ガンドルフはここでエーディンを国につれて帰り、自分のものにするため、後は部下に任せて撤退します。

エーディン誘拐と新たな援軍

グランベル領内にまともな軍隊がいないことをいいことに、エーディンを国に置いてきたら弟のキンボイスの軍と一緒に戻り、バーハラまで攻め上がるつもりです。

ガンドルフはヴェルダン領内に入ると国境にある橋を落とし、グランベル軍が侵入できないようにしてしまいます。国境付近のエバンス城の守りは部下のゲラルドに任せます。

ガンドルフが去ったあと、ユングヴィを占領した残りのヴェルダン軍はシアルフィに攻めあがろうとします。

そんな中、北方から新たな部隊が現れます。炎と風の魔法使いアゼルと斧騎士レックスの部隊です。彼らはシアルフィとユングヴィの危機を聞きつけ救援に現れた他国の部隊のようです。アゼルは中立派ヴェルトマー家(炎の魔法の聖戦士の家系)当主のアルヴィス卿の弟にあたり、エーディンに恋心を抱いているようで、特にエーディンの身を案じています。レックスは王子敵対派ドズル家(斧の聖戦士の家系)当主のランゴバルト卿の息子にあたります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です