黒月の森でラハン村での話
フェイは全てをその出来事のせいにしようとしますが、エリィはフェイを卑怯だといいます。この時点で、放棄されたギアがエリィが乗ってきたものという話をフェイにはしていませんが、エリィはそのギアの不時着が事の発端となったことは認めるものの、キスレブ軍の目的はギアの奪還であって、村の侵略ではないといいます。
応戦しなければキスレブもギアを奪還しておとなしく帰ったはずということのようです。そもそも、訓練も受けていない民間人がギアを動かそうとすること自体がおかしいと指摘します。操縦すること意外にも村人を避難させるとか、やれることはあったはずだといいます。エリィも自分の不時着のせいで村が壊滅したと思いたくないようです。
フェイもそう指摘されると素直に認め、なぜか無性に血が騒いでどうしようもなかったといいます。エリィがそれ以上言葉をかけようとすると、フェイはお前に何がわかると拒絶し、仕方なかったんだとふさぎ込みます。
その姿を見て、エリィはフェイの側を離れ、独りで森の奥へと歩いていきます。
巨大モンスターの襲撃
エリィはフェイを責めたことを後悔しています。エリィは実は自分も失敗して人を殺してしまった過去があり、エリィが責めた言葉は、そのまま自分にも言えることでした。
独りで苦悶しているエリィの前に巨大なトカゲ型のモンスターが現れます。エリィが驚いて叫び声を上げたため、フェイが気付いて後を追います。
フェイが先を進むと、巨大なモンスターがエリィをつかんで攫おうとしているところでした。フェイはモンスターに攻撃を仕掛けますが、全く通じません。
しばらくモンスターと戦っていると、シタン先生がヘリに乗って現れました。ギアを運んでいます。フェイの前にギアを降ろし、使うように言います。フェイは、もし暴走したら自分を撃ってくれといって、ギアに乗って攻撃を開始します。
ギアに乗って攻撃すれば、さすがにモンスターを倒すことができました。戦闘後シタンが近づいてきて、並みのギアでは倒せないモンスターだったと言います。