フルマラソン3ヶ月半でサブ4を達成した練習方法

フルマラソンに向けて練習を始めたのは10月13日

フルマラソンに出ようと思い立ち、2月上旬の北九州マラソンに申し込んだものの、抽選に外れ、天草マラソンなら先着順で参加できると気づいたのが10月でした。早速、参加料を支払って参加が確定したので、練習を始めた日が10月13日。天草マラソンは1月28日に開催されたので、3ヶ月半が練習期間になりました。

当初は7km走るのがやっとで、練習で走っているコースの坂で心が折れました。そのときの時間が1キロ当たり5分27秒で、もし同じペースで走り続けられれば4時間をきることができるペースでしたが、とてもこの6倍を同じペースで走れるなんて信じられませんでした。

練習は10.6kmと42.2kmの2パターンのみ

長距離ランナーの先輩から練習方法のアドバイスを受けていたのですが、その内容は、7~10kmを本番よりちょっと速いペースで練習するのをベースに、30kmを歩くぐらいの速さで良いので月3~5回、本番までに1回はフルマラソンと同じ距離を走っておきたいというものでした。

最大のネックは、30kmを月3~5回という練習で、今思うとLSDという練習のことのようですが、この練習は確実に週末半日ぐらい潰れてしまうのでちょっと無理でした。その代わり歩くぐらいではなく本番と同じ感じでフルマラソンの距離を本番までに3回走ろうと考え、11月末に1回、12月末に1回、本番2週間前に1回42.2km走りました。結果的にLSDの練習がなく、それが後半足が止まる原因になっていたのかもしれません。

そして、基本的に中2日空けて10.6km(フルの約4分の1)走るというのを繰り返していました。飲み会等あって、練習できないと中2日が1日になったり3日になったり、その辺は都合に合わせて調整していました。

10.6kmの方は徐々に速くなっていましたが、1キロ当たり4分30秒ぐらいが最高で、最終的には4分45秒前後で安定的に走れるぐらいになっていました。

意外に重要だった筋トレ

このブログでも何度か触れていますが、Runtastic Resultsという完全自重筋トレメニューを組んでくれるアプリを使った筋トレは引き続き週に3回必ずやっていました。

走るのに上半身の筋トレは意味あるのか?と思っていた時期がありましたが、実は上半身の姿勢を維持するのに体幹の筋力が非常に重要で、Runtastic Resultsはこの体幹を常に意識して鍛えようとするので、結果的に1年前から週3回こつこつ筋トレを続けていたことが、致命的な故障もなく無事大会を迎えることができた一番の要因だったと思います。

まだまだ奥が深い走るという動作

フルマラソンでサブ4を達成した感想として、サブ4ぐらいなら自己流の力技で何とか達成できるレベルだと思いました。ただ、多くのランナーの方が悩んでいるのと同様に、30km前後からの急速なペースダウンという問題は解消されておらず、全員が同じなら仕方ないと思いますが、意外と高齢のランナーの方などは終始一定のペースで私より速かったりします。私が最後グダグダになって走っている横をスーッと走り抜けていきます。

これはおそらく走り方の問題で、筋力を使って走ろうとすると30km付近で限界が来てしまうようですが、筋力を極力使わずに走る方法を身に付けることができればもっと長い間ペースが保てるようです。

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