【ネタバレ注意】SF?ファンタジー?Xenogears(ゼノギアス)のストーリー20

ファティマの碧玉と器

去っていくラムサスの後をシャーカーンが追い、明日は建国五百年の式典があるからぜひ立ち会って欲しいとラムサスに願い出ます。式典では観艦式と大武会が行われるといいます。

ラムサスは式典の件には答えず、報告の話はどうなったか確認します。シャーカーンは、遺跡から発掘された五百年前の機動兵器の件であれば、『教会』の手によってすでに改修済みで観艦式の際にお披露目できるといいます。

ラムサスが言っているのは、ファティマの碧玉の事で、機動兵器の事ではありませんでした。シャーカーンはすでに片割れの紋章は手に入れているものの、もう片方がどこにあるかはわからず、マルーから情報を入手することも難航していると答えます。ラムサスは、シャーカーンに手荒な真似を禁じているため、シャーカーンも従っています。

ラムサスはニサンの教母であるマルーが器の可能性があるかミァンに問います。ミァンは、強固な障壁のせいでまだわからないといいます。ただ、五百年前の記録からこの地に存在し、保存状態も良好であるはずだといいます。

ラムサスはマルーにあうことを決断し、ミァンに同席を命じます。

ニサンの教母マルー

ラムサスが警備兵が警備している部屋に入ると、少女がおり、ラムサスが自己紹介すると自分はマルーで本名はマルグレーテだと名乗ります。

ラムサスは単刀直入にファティマの碧玉について尋ねます。ファティマ王家の家宝で、マルーが持っていた片割れとは別の、もう一つの片割れはどこにあるのかと聞きます。しかし、マルーは知らないようです。

マルーは、ファティマの碧玉が取り上げられたことにもさほど憤りを感じてはいないようで、代わりにシフォン・ニサーナというニサンの名物のお菓子を持ってきて欲しいとラムサスに頼みます。

ラムサスは、今度持ってくると約束し、他に不自由なことはないかと聞きます。マルーはニサンに帰りたいといいますが、それは拒否されます。ファティマの碧玉のもうひとつが見つかるまでは待って欲しいと言われます。

その様子をシャーカーンが別の部屋からモニターで監視しており、マルーが良くしゃべっていることに感心します。そして碧玉の情報がどこで漏れたのか訝ります。そして、自分の計画が危うくなっていることを心配します。

情報の流出原因の調査と、マルーへの自白剤の投与を部下に指示します。ラムサスの着任により、本国の本気度合いに危機感を感じているようです。

   

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