断言法が成功する根拠?カラーバス効果について

人生をいい方向に導く?カラーバス効果とは

先日、ネットでたまたまカラーバス効果という言葉を目にし、調べてみました。自己啓発に詳しい人であれば結構常識の話のようですが、私は始めて知った話でした。

どのような話しかというと、まず何の意識もせず街の風景を眺めるとします。そして、目をつぶります。目をつぶった状態で、「さっき見た風景の中で赤いものを教えてください」と言われます。

もちろんある程度赤いものをいうことはできると思います。ただ、赤いものという意識を持ってみていなかったため、なんとなくしか覚えていません。

その状態で、同じ風景を見ます。すると不思議なことに赤いものが次から次へと目に入ります。それは全く違う風景を見ているかのような感覚だとのことです。

このようにネタバレしてしまってからやろうとしても上手くいかないと思いますが、この話が言いたいのは、「人は見たいものを見る」と言うことです。

不幸な人は不幸になりたい?

このカラーバス効果によって、人は不幸にも幸福にもなるのではないでしょうか。というのも、自分は不幸だと信じる人は、自分が不幸になるきっかけによく気付くようになり、幸運になるきっかけにはまるで気付かないということが起こりえます。幸運だと信じる人は逆に、幸運になるきっかけがよく目に入ってくると言うことではないでしょうか。

自分から不幸になりたがっている人なんていないと思うかもしれませんが、自分が不幸であれば、それは自分のせいではなく不幸のせいにすることができます。不幸という抗えない運命のせいなので努力する意味はありません。なので苦しい思いをしてがんばることなく日々送ることができ、自分を責めることもありません。不幸のせいにすることはある意味楽です。

断言法もカラーバス効果

このカラーバス効果で、断言法や引き寄せの法則も説明できます。断言法は、常に願い事を思い出すことによって、その願いを叶えるきっかけに意識が行くようになります。願い事を意識していなければ特に気にならなかったような情報に目が留まるようになり、より願いが叶う方向に意思決定をしやすくなります。


例えば、お金が欲しいと言う願い事をしていたとすると、お金が手に入るような情報に意識が向くようになり、例えば宝くじなんて今まで買った事がなかった人が宝くじを買ってみたりとか、普通なら聞き逃してしまう儲け話が妙に気になって試してみたら上手くいったりとか、そのようなスルーしてしまうきっかけを掴むような行動を取るようになるのではないでしょうか。

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