【ネタバレ注意】SF?ファンタジー?Xenogears(ゼノギアス)のストーリー29

ラムサスについて

ラムサスは、通称カール、カーラン・ラムサスといい、ゲブラーの総司令官です。ソラリスにはユーゲントと呼ばれる指揮官養成学校があり、その学校を出た後に任官しました。シタンと同じ下層市民の出ですが、卓絶した能力を持ち合わせており、異例の早さで軍部で頭角を現しました。

ラムサスには理想があり、理想実現のために地上人であっても有能であれば軍の要職につけて登用する人物のようです。バルトが、それではシグルドやシタンもラムサスに登用されたのかと聞くと、シタンが否定します。

シタン達はラムサスに登用されたのではなく、志に同調したいわば同志であったとのことです。当時は、シタン達にとってもラムサスは希望でした。ラムサスは高邁な精神でソラリスの体制を変えようとしていました。シグルドは自分の被験体としての人生を変えた男であり、恩人に近いといいます。

二人がソラリスから出た理由

ラムサスのお陰で軍の要職に就くことができた二人は、ソラリスと地上の関係を知ります。労働力として使役するのみならず、被験体も選出し人格を変え薬物を投与するような人体実験をやっていました。

例えば地上派遣部隊であるゲブラーの兵が常用しているドライブという薬物は兵士の潜在能力を引き出すものですが、人体実験によって得られた副産物のようです。フェイは、エリィも使っているのか気にしているようですが、バルトがエリィの部屋にあったのを見ています。フェイは衝撃を受けます。

街で佇むバルト

バルトは、話の続きは街の議事堂でやろうといい、メイソンに議事堂を押さえるよう指示します。そして少し風に当たってくると出て行ってしまいます。フェイは、メイソンにこの話を知っていたのかと聞くと知っていたが黙っていたほうがいいと思ったと答えます。

街で佇んでいるバルトを追うと、シグルドの話に多少なりともショックを受けているようで、頭を整理しているようです。バルトはラムサスとシグルドが若い頃からの敵同士だった程度の話かと予想していたようですが、実際には二人はかつての同志であり、ゲブラーの背後には聞いたこともない国の存在がありました。

   


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