【ネタバレ注意】SF?ファンタジー?Xenogears(ゼノギアス)のストーリー32

ユグドラシルにて

シタンがユグドラシルの廊下を歩いていると、メイソンが休めないのかと声をかけます。明日はブレイダブリクに到着しますが、メイソンは王都を知らない王子に王という重荷を背負わせるような教育をしてしまったのではないかと後悔しているようです。

シタンは、バルトが嫌なら自分で王という重荷を捨てていただろうとメイソンの考えを否定します。バルトはもう大人で、王となる力量もあり、その力量を育てたのはメイソン達なのではないかと言います。


艦上ではバルトが月を見ながら佇んでいます。シグルドがやってきて、浮かない顔のバルトに声をかけます。バルトは自分が王になるのは似合わないと思っているようです。

バルトはシグルドに、王というのは希望の象徴であれば誰でもいいのではないかとといいます。シグルドは、自分がソラリスに洗脳された時、帰りたいという想いまでは消せず、その理由がバルト達への思いだったといいます。シグルドにとって王朝再建はどうでもよく、バルトの家を取り戻したいのだと伝えます。

陰で聞いていたシタンが、誰かのもとへ帰りたいという想いだけで洗脳を自ら解いたシグルドに感心します。

王都にて

場面は変わり、王都の寝室でラムサスとミァンが同じベッドで裸で眠っています。ラムサスが見ていたギアを生身で倒す人物の回想シーンがまた映し出されます。

前回はギアを倒したところで終わってしまいましたが、その続きがありラムサスと部下数名がその様子を見ており、更に高台からはグラーフが眺めています。その人物はギアに乗り込み、またギアを瞬殺します。

ラムサスの部下達が、暴走だ奴を止めろと叫びます。複数のギアが取り囲みますが、なすすべなく倒され、その人物のギアがラムサスの前に迫ります。今にもラムサスが殺されそうになった時にラムサスが叫び声と共に目覚めます。ミァンもその叫び声で起き、ラムサスにまた例の夢かと声をかけます。ラムサスは何でもないと出て行きます。

ラムサスが出て行ったあと、グラーフがベッドの側に現れます。ミァンは覗き見とは趣味が悪いといいます。目当ては大武会に出ていたあの子かとフェイのことをいい、あなたによく似た子だから一目でわかったといいます。グラーフは、手出しは無用だと警告しに来たようで、それだけ伝えるとすぐに消えます。

ミァンは協力しているのだから心配しなくてもいい、あなたは私を…と消えた空間に呟きます。

 

   

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