トライアスロンの初期投資。立ちはだかる金額の壁

トライアスロンのもう一つの壁

トライアスロンという競技自体が、泳げなければいけないとか、自転車に乗れなければいけないとか、誰でも普通にできる走るという動作で競うマラソンに比べてはるかに高い壁があります。また、距離も壁になります。

しかし、トライアスロンを始めるにあたって壁となるのは、このような競技の難易度だけではありません。

金銭面でかなりの初期投資がかかります。こんなことにお金使っていいのかと躊躇しましたが、今までの貯金の範囲で何とかなりそうだったのでやることにしました。


以前の記事でロードバイクの諸々の装備を含めて38万円程度かかったという話をしましたが、トライアスロンはロードバイクだけではできません。

トライアスロンウェア

トライアスロンはスイム→バイク→ランという順番で行われますが、水着から普通の格好に着替えると相当タイムロスになります。まあ、アイアンマンレースのような10時間を超えるレースであれば5分ぐらいは誤差な気がしますが、オリンピックディスタンスという一番メジャーな距離の51.5kmのトライアスロンだと、トータルタイムが3時間ぐらいなので結構なロスになります。

そこで、トライアスロンウェアという水着兼バイクウェア兼ランニングウェアのようなものを着て、スイムからランまでその格好は脱がずに競技するようです。

そのトライアスロンウェアが上が12,350円(税抜)、下が10,450円(税抜)でした。ツーピースタイプ。

スイムの装備

ロードバイク本体の次に高額な装備がウェットスーツです。ウェットスーツ必須の大会が多く、無しでトライアスロンをするのはほぼ不可能だと思います。

私は42,000円(税抜)でツーピースタイプのオーダーメイドのウェットスーツを購入しました。

次に、ゴーグルです。これは普段使っているものでもかまわないと思います。トライアスロン用にぶつかっても怪我をしないようにレンズの部分が柔らかいものもあるようですが、耐久性が低く1年ぐらいで買い換えなければならないそうです。

私は、普段プールで泳ぐ時に使っている安物のゴーグルだと不安だったので、4,560円(税抜)のゴーグルを買いました。

 

スイムキャップは今使っているやつで特に問題なさそうなので、特に買っていません。

バイクとランでの装備

バイクとランの間にサングラスは必要なようなので、サングラスも買いました。普段メガネなので、サングラスをするためにはコンタクトにする必要がありますが、紫外線が眼に入ると疲労するようで、みんなしているみたいです。23,000円(税抜)でした。

軽くて着けている感覚があまりないです。メガネより視界も広くなりました。

バイク練習用の装備

トライアスロンをやる上で必要というか、バイクを普段練習する際にトライアスロンウェアで練習するのはちょっと変なのでロードバイク用の格好で練習します。そのためのウェアも買いました。

ASSOSというブランドで上下合わせて3万円程度だったと思います。下は18,000円(税抜)です。

また、バイク用のグローブですが冬用の分厚い奴は買ったものの、実際に乗りながら何かを取り出そうとすると指先が開いている奴の方がいいと感じたため、それも買いました。3,650円(税抜)です。

どこまで本気でやるかで財布と相談

以前の記事の38万円に加え、諸々(上記のほか、パンク修理の道具やドリンクボトル等々も買いましたが記録が無いので大体で)でプラス15万円ぐらいはかかっていると思います。

初期投資としてこの時点で53万円。忘れているもの、必要だけどまだ買っていないもあるかもしれないので、なんだかんだで60万円ぐらいあればそれなりの装備でトライアスロンに挑めるのではないでしょうか。

ただ、かなり個人差はあると思います。特に高額になるバイクにどこまでお金を投じられるかは相当幅があるので、結局は自分が出せる金額から逆算してという発想も大事になると思います。ただ、予算が10万円、20万円ぐらいではちょっと始めるのは難しいと感じました。

 

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