我々はいずれ死ぬ。幸せに生きるために必要なこと。

マラソンやトライアスロンにチャレンジする心理

マラソンやトライアスロン、登山なんかもそうですが、そういった苦しい思いをしなければならないことを趣味としてやろうとすると、そういったことをやらない人から「どうしてわざわざ苦しい思いをするのか」と言った質問をされることがあります。

そこに明確な答えはありませんが、私の中ではこれは旅行と同じ心理だと思っています。人はなぜ旅行をするのでしょうか。旅行が好きじゃない人もいるかもしれませんが、旅行というのはかなりメジャーな娯楽で、だからこそ旅行会社というのがたくさんあってビジネスになっているのだと思います。

旅行なんてしなくても、今の時代ネットやテレビで旅行したい先の映像を見ることはできます。わざわざ時間とお金をかけて現地に行く意味は何でしょうか。

それは、直に感じないとわからないものを感じ、体験したことが無いことを体験するためだと思います。苦しい思いをしてやるマラソンやトライアスロンのようなスポーツも近いものがあります。

マラソンやトライアスロンは体の旅行

私がマラソンやトライアスロンによって得たい体験は、自分の体が今までやったことが無いことをやることで、例えばスタイルのいい筋肉質な体を自分が手に入れたらどんな感じなのかということであったり、非日常的な距離を走ったり漕いだり泳いだりすると自分の体はどんな風になって、どんな感じなのかと言うことであったりです。これは、旅行で体験したことが無いことを体験したいと言う感覚と同じです。その体験と苦しい思いとはどうしても切り離せないので、やむなく苦しい思いをしているに過ぎません。

個人としてはどれだけ色々な経験ができるかが幸せの鍵

自分が幸せになるためには、周りの人を幸せにすることが一番の近道だと思います。そのための前提として、自分が興味を持つ分野の新しい経験をする、経験から学ぶ、学びから人に還元して人の役に立つという流れになるのではないかと思います。人の役に立てばそれを通してお金を貰うことも感謝をされ評価をされることもできます。

まずは自分の興味がある分野に気付き、次にその分野の経験したことが無いことをできるだけ経験する。そしてその経験を人に還元することでお金を貰ったり、評価されたりする。我々はいずれ死に、個人レベルでは最期にはゼロリセットされます。個人の欲望を満たすだけのために生きていては自分の死と共に全て無に帰ってしまいます。

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