キュアンの帰還
キュアンが一旦レンスターに戻るとシグルドに伝えにきます。レンスターから援軍を率いてくるつもりのようです。妻のエスリン、部下のフィンも一緒にレンスターに戻ります。
マイオス公の襲撃
キュアンが去った直後、マイオスがセイレーン城への攻撃を開始します。司祭のクブリにセイレーン城攻撃開始を指示し、ファルコンナイト部隊の隊長ディートバにシグルド軍を霍乱するように指示します。
シグルドとクロード
クロードはシグルド軍に同行しており、シグルドは巻き込んでしまったことをクロードに謝ります。クロードもシグルドの力になれなかったことを謝ります。国王に真実を告げるつもりがレプトールに先手を打たれ、クロードも反逆者に仕立て上げられてしまいました。
レプトールのやり方に力ずくでも汚名を晴らそうとするシグルドにクロードは戦争はよくないと、耐えるように説得します。なおも反発するシグルドに、ブラギの塔で先を見たクロードは、すでに運命の扉は開かれ我々にはどうすることもできないのだと告げます。
機に乗じるダッカー公
トーヴェのマイオス公が動いたことを知ったザクソンのダッカー公は、シレジア攻略の好機とばかりに出撃準備に入ります。すでにグランベルトは密約が結ばれており、アンドレイ公子の援軍がこちらに向かっています。
ティルテュとアゼル
進軍中、ティルテュは幼馴染のアゼルを呼び止め、クロードについてきてしまったものの、レプトールの娘である自分がこんな所にいていいのかと悩みを打ち明けます。周りに気を使わせてしまっていることを悩んでいるようです。アゼルは、皆ティルテュのことが好きだが、どう接していいのかわからないだけだと慰めます。ティルテュはアゼルの言葉に安堵し、元気になります。
シルヴィアとフュリー
進軍中にフュリーに会ったシルヴィアは、フュリーにレヴィンのことが好きなのか単刀直入に聞きます。フュリーは驚いてレヴィンはシレジアにとって大切な方だから好きということではないと否定します。シルヴィアがレヴィンと付き合ってもいいか聞くと、フュリーは動揺しながらも別に構わないと言います。
シルヴィアが無理してるんじゃないかと怪しむと、フュリーは無理なんかしていないと否定します。しかし、シレジア王妃になる人はラーナのような気品が必要だとけん制します。シルヴィアは自分じゃダメってことなのかと憤慨して去っていきます。