幸せになる簡単な心掛け。物事のいい面を見ようとする。物事の表と裏。

物事には必ずいい面と悪い面がある

運がいい人と運が悪い人というのは、よくよく見てみると特に身の上に起こっていることにそこまで違いはなかったりします。うろ覚えですが、自分は幸運だと思っている人ほど、道に落ちているお金を見つけやすかったり、幸運のきっかけになるようなことに気が付きやすいという話も聞いたことがあります。

この話が本当であれば、不運な人にも幸運になるチャンスがあったにもかかわらず気が付かず、逃してしまっているということになります。不運な人がなぜ幸運のきっかけに気づかず、幸運な人がなぜ幸運なきっかけに気づくのか。

それは、物事の何を見ているのかによって変わってくるのではないかと思います。物事にはいい面と悪い面があり、物事の悪い面を見ているといい面に気が付きにくくなり、結果として幸運をつかむチャンスを逃してしまうのではないでしょうか。

物事のいい面を見るということ

例えば、最悪の事態としてわが子の死という事態を想像してみます。そんなことにいい面なんてあるはずはないでしょうか。実際、無いかもしれません。しかし、死んだ子供は親が悲しみに暮れて何もできず人生を破滅させることを望むでしょうか。そんなはずはないと一念発起し、死んだ子供が悲しまないように子供の分まで充実した人生を生きようとすることで、結果として子供が死んでしまう前よりもいい人生を生きることになったとしたら、それは幸運な人です。

このように、幸運な人はどんなことも前に進むエネルギーに変えて事態を改善しようとします。逆に、不幸な人は子供の死を理由に、自分を不幸にすることを容認してしまいます。

その物事はコントロール可能か

また、何気ない日常においてもコントロールできない物事に対して不満を抱くことは無駄にエネルギーをとられてしまいます。この話が難しいのは、一見コントロールできないことでもコントロールできることがあったりする点ですが、本人がコントロールする気がない物事について不満を抱くのは幸運になるエネルギーを奪われ、いいことはありません。

これは例えば、割り込みをされた時など、割り込みを注意する(コントロールする)気がないのに自分の中に不満を溜め込むようなケースで、そのことをいかに不満に思っていても改善する気がないのであれば、割り込まれたことを忘れてしまって自分が幸せになれる方法に意識を向けていたほうが幸運をつかむ可能性は上がるはずです。

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