LineマンガでHUNTER×HUNTER
Lineマンガのキャンペーンで伝説のマンガ(?)HUNTER×HUNTERが無料になっていたので読んでいます。3巻まで読みましたが、さすが面白いです。
ハンターになることを目標に競争相手と戦ったり協力したりしながら試練をクリアしていくと言うストーリーですが、各キャラクターの個性がわかりやすく表現されていて、試練も先が読めません。
HUNTER×HUNTERの今後の予想
このHUNTER×HUNTERがこの先どんな展開になるのか初めて読むので全くわかりませんが、とりあえずハンターになるまでで一区切りになることはわかります。そしてハンターになったらハンターとしての冒険が始まるんだと思います。
主人公の最終的な目標は父親に会うことのようですが、父親に出会ったあと、続きがあったとしても特に違和感はありません。
一方で、ハンターになったことでこの漫画が最終回を迎え「俺たちの冒険はこれからだ!」と終わってしまってもまあおかしくはないと思います。読んでる人は「打ち切りかな」と思うでしょうが。
漫画のストーリー構成
漫画のストーリー構成は、こんな感じでところどころ大きな区切りがありつつ、どこでやめてもそんなに違和感がないものが多いと思います。
これは、週刊漫画や月刊漫画のように定期的に話を続ける必要があり、かつ人気がなかったらすぐにやめられるようにするためだと思います。
最終的にそのオチが見えたら話が終わってしまうような漫画であったとしても、人気がでるとオチまでの間のストーリーが増えていき、オチが遠のいていく感じになります。ワンピースはルフィが海賊王になったら終わりですが、もし人気がなかったらもう海賊王になっていると思います。
小説のストーリー構成
一方で小説は基本的に1冊でスタートからオチまでもっていく必要があります。銀河英雄伝説や坂の上の雲のような長編小説にしても、書き始めからオチまでのストーリーの分量は漫画と異なり最初にある程度決まっていると思います。
その意味で、小説のほうが映画により近く、いわゆる三幕構成(序破急)の展開がハマるものが多いのではないでしょうか。
また仮に、その1冊で人気がでて続編が出るにしても、1冊目の直後の場面から始まるのではなく、まったく別の場面から始まることがほとんどです。
小説は短距離走、漫画は長距離走
もちろん小説のような漫画、漫画のような小説はあると思いますが、典型的な例でいくと、小説は一冊一冊をまったく別のレースとして走る短距離走であるのに対し、漫画は一旦走り出すとゴールまで連続した長距離走であると言えます。
面白い漫画のアイデアを小説に流用することは可能でしょうが、面白い理由が構成にある場合は小説に流用するのは難しいかもしれません。