【ネタバレ注意】SF?ファンタジー?Xenogears(ゼノギアス)のストーリー27

ニサン法皇府

ニサン法皇府では、マルーを出迎える街の人々がたくさんいます。マルーは修道院に向かい、祝福する修道女に囲まれます。代表のシスター・アグネスはマルーが帰って来たことを喜びます。修道女の中には王都に潜入していた修道女もいます。

マルーは2階の回廊をフェイたちに案内してくれます。回廊からは修道院の意匠が見渡せます。中央にある向かい合う片翼の天使の像について、完璧だと助け合わなくなるから、あえて不完全にすることで互いを助け合うという意味を込めて天使の翼を片翼にしていると説明してくれます。


次に、マルーは建国の母ソフィアの間を案内してくれます。ソフィアの間は石の壁をくりぬいて十字架の光が差し込むように作られており、壁にはソフィアの肖像画が飾られています。

肖像画を見て、フェイがエリィにそっくりだといいます。シタンは絵の描き方がフェイの描く絵に似ていると思ったようです。肖像画は十字架のペンダントをした若い女性が哀しげに微笑んだ表情で描かれています。肖像画は実は描きかけで、下のほうがあと少しという所で完成していません。シタンがそのことに気づき、マルーに尋ねますがアグネスなら何か知っているかもしれないと答えます。

シタンが絵について気になるため、アグネスの所に寄って帰りたいといい、皆で部屋を出ます。フェイが最後に部屋を出ようとしたとき、フラッシュバックして記憶が蘇ります。フェイがソフィアの姿を見ながら肖像画を描いている場面です。ソフィアは「ラカン…」とつぶやきます。シタンに声をかけられ、フェイは我に返ります。

アグネスの所でソフィアの肖像画の話を聞くと、一説では今から500年ほど前に描かれたものとのことです。記録は全て紛失しており、形として残っているのは肖像画のみで詳しくはわからないようです。シタンは、これほどの建造物があるのであれば伝記のようなものがあっても不思議ではないのにといいます。

フェイたちはあきらめて街に戻ります。街にはメイソンがおり、家の前でバルトを呼びます。聞けばニサンの好意で家を一軒貸してくれることになり、そこを拠点に活動することができるようです。

   

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