カナヅチでトライアスロンを断念!?スポーツに重要なのは力の入れ方ではなく抜き方。

トライアスロンへの挑戦を阻むスイム

私はたまたま、病弱だった体を鍛えるため小学校2年生ぐらいからスイミングスクールに通わされていました。小学校6年生まで通い、中学校は水泳部、高校は水球部に所属していたため泳ぐことは得意ですし、立ち泳ぎはもちろん、他の選手と接触しても水球では普通のことなのでおそらく人よりアドバンテージがあると思います。ただ、水泳選手としては全然速いほうではありませんでした。

しかし、トライアスロンをやりたいカナヅチの人にとって、水泳選手としては遅いなんて悩みに入らないと思います。泳げれば何とかトライアスロンに出場することもできますが、泳げないと出場すらできません。



そういった悩みを何とか克服してトライアスロンに出ている方のブログは探すとたくさんあります。

スイムは力を抜いて浮くのがベース

自分が泳いでいる状態を冷静に観察すると、泳いでいる時は基本的に力を抜いています。力が入っているのは腕を回すのに使う筋肉やキックをしている筋肉だけです。トライアスロンではスイムの後のバイクやランに足を酷使することから、キックはあまりしないでプルだけで前に進むのが普通のようなので、練習で泳いでいる時は足もあまり力を入れていません。

力を抜かないと体の密度が高くなり体が沈んでしまいます。余計な力を入れる事で、体が沈み、沈むのを何とかするために更にもがき体力を消耗するというのがカナヅチのメカニズムだと思います。

全身に力を入れてしまっていたら、私も25m泳げるかどうか自信がありません。カナヅチの方がもしどうしても泳ぎたいと思うのであれば、最初はひたすらけのびの練習をして、力を抜いて前に進む感覚を身につけるのが早いのではないかと思います。

長距離走でも同じ「いかに脱力できるか」

運動というと、どうしても力の入れ方に目が行ってしまいますが、重要なのは力を入れるところ意外は基本脱力しているという前提です。なんとなく、力を入れる必要が無いところに力を入れていても問題ない(むしろ速くなる)と思いがちですが、結局それがブレーキになり、ブレーキをかけながらアクセルを踏むような状況に陥ります。

ランニングフォームのことを学ぶうちに、これはスイムでもバイクでも同じことが言えるのではないかと思いました。

 

 

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