テキストを読んでいて理解できない時、内容がわからない時、思い出してほしいこと

受験勉強で何が書いてあるのかさっぱりわからないテキスト

わかりやすい参考書とか、わかりやすい授業というのは基本的にあまり眠くなりません。寝不足で何をやっていても眠いという時は別ですが、面白いと感じている時は意識がはっきりしていることが多いと思います。

逆に、書いてあることがさっぱり頭に入らず、もしくは先生の説明がちんぷんかんぷんで猛烈に眠くなる時があります。

勉強全般における基本

資格試験の受験生時代、勉強法のメルマガを読んでいたのですが、そのメルマガの筆者が紹介していた、学び方がわかる本と、基礎からわかる勉強の技術という本が、そのような眠くなる原因について一つの答えを教えてくれていて、非常に参考になりました。

もともとは、勉強嫌いの子供向けにどうすれば勉強を面白いと思えるようになるのかというのを説明するために書かれた本のようで、本自体大きい上に絵がほとんどで文章は少ししかなく、見た目よりもすぐに読めてしまうと思います。

勉強がわからなくなっている時に起こっていること

この本には、色々と書いてあるのですが、私が目から鱗だったのは、例えばテキストで「何が書いてあるのかさっぱりわからん」と思っている時、文章全体がわからないような感覚になっていますが、実はわからない単語があり、その単語のせいで文章全体がわからないような感覚になるという点です。

これは、裏を返せばそのわかっていない単語を特定し、その単語についてわかる状態にするだけで、文章全体がわかるようになるということです。

文章全体がわからない気がしている時は、何から手をつければいいのかわからず気が遠くなる思いでしたが、この事実に気がついてからは、どの単語を理解していないのか意識して探してみるようになりました。

わからない単語を徹底的に調べる

わからない単語を意識して探すと、確かに「これがわかってないから全体がよくわからないんだ!」という単語があります。

先ほど紹介した本の中では、その単語について徹底的に調べ、他人に説明できるぐらい理解することができれば先に進めるようになるとあります。

理解の仕方は、一歩前のより基礎的な部分の説明に戻ったり、目に見えるものであれば実物を見たり触ったりし、粘土のようなものを使って実際にイメージを見える化するなどといった方法が書いてありました。

この話は、資格試験に合格する方法論である、目次の暗記や過去問の研究以前の勉強の基礎中の基礎の話になりますが、子供の頃に知っていたらもっと勉強ができるようになっていたかもしれないと思いました。

 

  

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