断言法だけじゃない幸せになる簡単な2つの方法。幸せは状態。

幸せは心の状態であり、絶対的な何かではない

このブログでも、一番閲覧数が多いのは断言法に関する記事です。断言法は願いを叶えるための非常に簡単な方法であり、願いの具体的な内容は人それぞれだったとしても、要は「幸せになりたい」ということだと思います。

トルストイの『アンナ・カレーニナ 第1編』冒頭に「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。」という言葉があるそうですが、私はそうは思いません。幸福な家庭というか、人によって幸福だと感じるものもやはり様々だと思います。

今日、寂しい生活という本の著者、稲垣えみ子氏の記事を読んで、幸せについて考えさせられました。氏は電化製品のない生活を実践しており、家には冷蔵庫も掃除機もないそうです。そして、そうした生活のほうが、幸せで豊かだと主張しています。そんなふうに考える人はほとんどいないと思いますが、別に強がりでもなんでもなく、本気でそう思っている人もいるということです。

幸せになる方法①人を幸せにする

我々が幸せだと感じる時、それは人から感謝されたり、評価されたり、信頼されたり、何かをもらえたり、人との関係の中で感じるものがやはり大きいと思います。

確かに、おいしいものを食べたり、好きなことに没頭したりといったことにも幸せを感じると思いますが、おいしいものを食べたとしても、それを伝える相手もおらず、共感できる相手もいなければ幸せも半減です。好きなことに没頭したとしても、その結果を誰にも見てもらえず、評価もされず、語り合う相手もいなければつまらないと思います。

我々は、人から評価してもらうことを自分の意思でコントロールできませんが、人を評価することは自分の意思でコントロールできます。人に感謝してもらうことは自分の意思でコントロールできませんが、人に感謝することは自分の意思でコントロールできます。

人をポジティブに評価し、感謝し、信頼する事で、人から評価され、感謝され、信頼される可能性も高まります。相手にしてもらったことをお返ししたくなる気持ちを好意の返報性というそうです。

幸せになる方法②願いが叶った状態になりきる

もう一つは、願いを叶える方法、引き寄せの法則に関係する方法ですが、願いが叶った状態になりきるというものです。

強く願いすぎると、願いは叶いません。強く願っていることそのものが、願いがかなっていないということを潜在意識に強調してしまうのです。断言法も比較的無心にただ淡々と書くことが大事なようです。

引き寄せの法則でも、すでに願いは叶った状態と同じ心境でいることができれば、潜在意識が願いが叶っていると勘違いし、願いが叶う方向に引き寄せられるようです。

共通するのは自分でコントロールできること

不幸になる人は、自分でコントロールできないことのせいにしていることが多いです。自分でコントロールできないことのせいにすると、自分は何もしなくていいため楽ですが、不幸な状況は一向に改善しません。

幸せな状態に向かうには、現状を変える必要があり、現状を変えるためには、自分でコントロールできることに意識を集中する必要があります。

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