ファイナルファンタジータクティクスの物語12【ネタバレ注意】

グローグの丘

ラムザ達はグローグの丘で、南天騎士団の脱走兵と遭遇します。ところが、脱走兵はラムザ達を追撃部隊と勘違いし、ラムザ達が敵意がないことを説明しても信じません。脱走兵の一人が、ラムザが異端者であることに気付き、異端者の首を騎士団に持ち帰れば除隊を許してもらえるかもしれないと考えます。

脱走兵として追撃部隊に怯えながら暮らすより、堂々と除隊してもらって帰りたいという思惑と、異端者には何をしてもかまわないという考えからラムザ達に襲い掛かります。

しかし、ラムザ達の敵ではなく脱走兵を返り討ちにします。ラムザが「父さんならどうしただろう」と物思いに耽っている時、オーラン・デュライが通りかかります。

オーランは脱走兵を追ってきた南天騎士団の追撃部隊でした。オーランは脱走兵を片付けてくれたことに対し、ラムザに感謝します。ラムザは好きで戦ったわけじゃないといいます。オーランはラムザがベオルブ家の人間であることを知っており、手配書で第一級の異端者になっていることについて、何をしたのかラムザに問います。

ラムザは異端者であることを知っているオーランに対して、自分を捕らえるのか聞きますが、オーランは否定し、ラムザを逃がします。

ラムザは逃げる前にオーランに戦い続ける理由を聞きますが、オーランはラーグ公がゴルターナ公に剣を突きつけている限り、戦いをやめられないといい、ラーグ公が剣を引いたからといってゴルターナ公が戦いをやめるということもないといいます。

ラムザは、ラーグ公とゴルターナ公を戦わせる事で利を得ようとしている何者かがおり、倒すべき相手はその利を得ようとしているもの達であると南天騎士団の将軍であるオルランドゥ伯に伝えて欲しいとオーランに言います。

オーランは、あえてオルランドゥ伯を指名する理由を聞くと、ラムザは父が友と呼べる人はオルランドゥ伯だけだったからと答えます。オルランドゥ伯はオーランの義父であり、伝えることを約束します。

オーランも教皇の陰謀に薄々気付いており証拠がないため探りを入れている状況だといいます。ラムザは証拠であるゲルモニーク聖典の話をしそうになりますが、思いとどまります。

オーランはラムザに自分は味方の一人で、ラムザは一人ではなく、多くの仲間がいると伝え、互いにその場を離れます。

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