リオファネス城内でウィーグラフに遭遇
悲鳴が響くリオファネス城内にラムザが突入すると、たくさんの倒れたリオファネス兵の中に、ウィーグラフが立っています。
ウィーグラフはすでにルカヴィに精神まで乗っ取られているのか、かつての目的は忘れ、この世に混沌をもたらすために戦っています。
ラムザは聖石は神の奇跡などではなく、悪魔の石であり、ゾディアックブレイブは悪魔の騎士団であることに確信を抱きます。
ウィーグラフは神の奇跡などそんなものだと一笑に付します。神というのは民衆が作り上げた都合のよい幻想に過ぎず、その民衆を利用するためにルカヴィ達も神を装ったのだということです。
ラムザはウィーグラフとの一騎打ちに勝利しますが、ウィーグラフは魔人ベリアスに変身します。
手ごわい相手でしたが、魔人ベリアスを討ち取ったラムザ達はアルマの悲鳴を聞きます。
牢獄を脱出したアルマは重傷の神殿騎士イズルードを発見します。イズルードは聖石は悪魔の力で、自分の父親もルカヴィになってしまっていたことに気付きました。イズルードはルカヴィを倒そうとなおも剣を探していますが、アルマはルカヴィは倒されたと嘘をつき、イズルードを安心させます。
イズルードの父親のヴォルマルフはアルマを発見し、殺そうとしますが、持っているヴァルゴの聖石が反応したのを見てアルマを生かしたままさらいます。
後には、イズルードから託された聖石だけが残り、ヴォルマルフと気絶したアルマは姿を消します。
リオファネス城の屋上
バリンテン大公とラファが対峙しています。バリンテン大公は育ての親としての恩を仇で返すのかといいますが、ラファは正当な復讐だと言い返します。
バリンテン大公はラファに自分は殺せないといい、自分の悪行をほのめかします。その言葉を聴きつけたマラークがバリンテン大公に食って掛かりますが、バリンテン大公に撃たれ倒れます。
バリンテン大公はラファにマラークを助けたければ、聖石を渡せといいますが、背後からエルムドア侯爵が現れバリンテン大公を殺害します。
エルムドア侯爵はラムザに聖石を渡すよう言いますが、ラムザは当然拒否するため、力づくで奪いにきます。
ラムザ達は返り討ちにしますが、エルムドア侯爵は自分の聖石がほしければランベリー城へ来いといって逃走します。
マラークは助からず、ラファは死んだマラークに語りかけます。そんな中、ラファの持っていた聖石が反応します。ラムザは聖石がラファを乗っ取ろうとしていると思いましたが、そうではなく聖石の力でマラークが復活したのでした。
ラムザはイズルードが死んだ場所に来て聖石を見つけます。そこで、生き返ったマラークとを交わした会話を思い出しながら、聖石が単純に悪魔の石という訳ではなく、使う者次第で聖なる力を発揮することもあるということに気がつきます。
こうして、マラークとラファはラムザの仲間になりました。
アルマを探すラムザですが、アルマはヴォルマルフに連れ去られているため、リオファネス城内にはいません。マラークやラファと話をしながら、ヴォルマルフが黒幕であり、聖石の力を使って世界を支配しようとしていると考えます。
教皇ですら、その聖石の真の力に気付かず操られているようです。
べスラ要塞攻略戦
こう着状態だった北天騎士団と南天騎士団の戦いでしたが、北天騎士団が状況を打開するために前線の騎士団も動員してべスラ要塞攻略に乗り出します。
オルランドゥ伯と息子のオーランがべスラ要塞で話をしています。オーランは各地を偵察した結果、現在の状況をある程度正確に把握していますが、神殿騎士団が何をしようとしているかまでは掴んでいません。
オルランドゥ伯も聖石をひとつ手にしており、機工都市ゴーグで新たな聖石が発見されたとの事です。ドラクロワ枢機卿が見つけた聖石も五十年戦争末期に機工都市ゴーグで発見したもののようです。