これだけ見ればOK!住宅ローンの借換を行うべきか、判断に迷った時に考えるたった一つのポイント

住宅ローンを借り換えるべきかどうか

私は4年前に住宅ローンを新規で組みましたが、その時も住宅ローン金利は最低水準でこれ以上は下がることがないと言われていました。

しかしその後、日銀の異次元緩和により、銀行の国債が日銀に吸い上げられてしまった上に、いまだ好景気からは程遠く、銀行は民間への貸し出しの需要もなくダブついたキャッシュの投資先に困り、ただでさえ市場から払拭してしまった国債を強引に買い取ろうとした結果、一時はマイナス金利になるほど国債の価格が高騰しました。今でもマイナス金利ではないですが、国債は市場から枯渇しており、依然として低金利が続いています。

国債の価格が高騰すると国債の金利は低下します。「国債からもらえる利息が少ない=国債の価値が高く、少ない利息でも買ってくれる人が多い」ためです。

住宅ローンはこの国債金利の影響を受けるため、4年前のさらに半分ぐらいの住宅ローン金利で貸し出しを行う銀行が現れています。

私も、まさか自分が借換を検討することになるとは夢にも思いませんでしたが、先日借換を実行し、金利が半減以下になりました。

借換を決めた判断基準

借換を検討し始めた当初、あれやこれやとシミュレーションを行い、借り換えると得なのか損なのかよくわからなくなっていましたが、後になってそこまで難しく考える必要はないことに気がつきました。

住宅ローンのシミュレーションはネットで簡単に行うことができますので、単純に借り換える金額(借換時に発生する諸費用を全て含む金額)と、借換後の金利でシミュレーションを行い、月々の支払額が今の支払額より少なくなっていれば借換メリットがあると思います。

もちろん、病気になった場合の保証内容等がよくなったり悪くなったり等もあるのですが、病気になる可能性まで考えて借換を検討すると複雑になりすぎますし、そういった保証を利用する機会は通常はありませんので、考慮する労力に見合わないと思います。

諸費用については、ネットで調べればすぐわかります。大体30万円~280万円との事ですが、自分が借り替えようと思っている銀行のサイトを見れば詳細な条件や諸費用の項目等も出ていると思いますので、それを参考に大体の金額は簡単に出せます。

私の場合、若干多めに見積もり、審査の段階で数十万円減額されましたが、結果的に口座の残高が増えたので、借り換えたローンで全てまかなえたと思います。

この審査前の見積額でシミュレーションを行い、同じ返済期間で支払額が少なくなっていたので借り換えを決めました。

結果的に、月々の支払いが3千円程度減少し、返済期間も4ヶ月程度短縮し、口座残高も若干増加したので借り換えは成功したと考えています。

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