プログラムのパフォーマンスとは?サイバースペースをリアルに置き換えて考える

昔の職場で働いていたプログラマーさんの話

昔IT系の会社で働いていました。私自身は文系の出身で、数学は高校2年生の頃に卒業してしまっており、プログラムについては素人同然だったのですが、入社してすぐ3ヶ月間プログミング研修を受けて何とかプログラムというのがどういうものか程度にはわかるようになりました。

その時、システム開発の仕事の中で下請けのプログラマーさんと一緒に仕事をする機会がありました。

そのプログラマーさんが「このソース(ソースコード=プログラム)は汚い」とか、「パフォーマンスが悪い」とか、言っていたのですが、私には、きれいなソースコードと汚いソースコードの違いや、パフォーマンスがいいソースコードと悪いソースコードの違いがわかりませんでした。

プログラマーさんに教わってわかったこと

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思考プロセス。5つのツールと最大の留意点

因果の鎖を紐解く手法「思考プロセス」

ザ・ゴールで語られることは読んでみれば非常に当たり前に思えることばかりです。ザ・ゴール2に出てくる思考プロセスについても同様です。

作者は鎖にまつわる話が好きなようで、ザ・ゴールの制約理論のもっとも弱い鎖の輪の例えもそうですが、思考プロセスもあたかも因果のもっとも弱い鎖の輪を探そうとするかのような手法です。 “思考プロセス。5つのツールと最大の留意点” の続きを読む

全てのことを一箇所に集約する4つのメリット

情報は一冊のノートにまとめなさいというビジネス書

みなさん、手帳はどのようなものをお持ちでしょうか。大抵の仕事ができる人はメモまで手帳を使いこなしているイメージがあります。私は手帳を持っていても全然活用できておらず、結構コンプレックスです。

そんな私が、かれこれ10年近く続けている情報管理の方法が、情報は一冊のノートにまとめなさいというビジネス書に書いてあった内容を参考にしたものです。 “全てのことを一箇所に集約する4つのメリット” の続きを読む

働かないアリがいないと巣が滅ぶ?働かないことが必要な2つの要因

2割のアリはサボっているという話

アリの2割はサボっているというのは結構有名な話で、そのサボっている2割のアリを取り除くと、残りの中から2割がサボりだすそうです。

サボるというのはどうしてもネガティブな表現で、この話の文脈では「いかにそのサボる割合を減らすか」といった話になりがちです。

働かないアリに意義がある

以前買ったビジネス書に、働かないアリに意義があるという本があり、非常に興味深かったので紹介します。 “働かないアリがいないと巣が滅ぶ?働かないことが必要な2つの要因” の続きを読む

部下に仕事を任せられればいいのか?マネジメントとは制約リソースを防衛すること。

マネジメントとは何か

マネジメントというと、もしドラで再度注目され始めたピーター・ドラッガー氏を思い出しますが、今回は私が大好きなビジネス小説ザ・ゴールから考えるマネジメントについてです。 “部下に仕事を任せられればいいのか?マネジメントとは制約リソースを防衛すること。” の続きを読む

ザ・ゴールの制約理論とは?効率、全体最適、最小の労力で最大の効果を挙げるための方法

日本に伝えることが禁じられていた制約理論

昨日の記事で触れたザ・ゴールの制約理論について書きます。

ザ・ゴールは、小説を読んだ工場長の工場のパフォーマンスが劇的に改善されるなどしたため、作者のエリヤフ・ゴールドラットが日本語訳をしばらく許さなかったといわれています。ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた、日本経済がアメリカの脅威になっていた頃の話です。 “ザ・ゴールの制約理論とは?効率、全体最適、最小の労力で最大の効果を挙げるための方法” の続きを読む