ザ・ゴール、ドラゴン桜、別の目的を持つ物語

物語の面白さだけが目的ではない物語

私が傾倒しているザ・ゴールの制約理論は、ザ・ゴールと言う小説によって学びました。小説というのは本来はその物語がいかに魅力的で面白いかというのが唯一の目的になりますが、このように知識やノウハウを伝えるために物語の面白さを利用すると言うパターンも希にあります。 “ザ・ゴール、ドラゴン桜、別の目的を持つ物語” の続きを読む

「お前さえいなければ!」が物語を面白くするトリックスターの役割

物語の憎まれ役。トリックスターが物語を面白くする

物語には、敵役とは別にトリックスターと言う役割を与えられているキャラクターが存在します。

トリックスターは、場面に応じて敵のような存在だったり、味方のような存在だったりと立ち位置が安定していません。このため、カードのワイルドカードやジョーカーにも例えられる存在です。 “「お前さえいなければ!」が物語を面白くするトリックスターの役割” の続きを読む

努力の方向性が間違っていることで覚醒する物語

みにくいアヒルの子状態の主人公

成長をテーマにする物語にも、どういう成長の仕方をするのかによって色々なパターンがあります。その中でも、ほとんど成長していないどころか、むしろ悪化しているように見える状態から、一気に覚醒するパターンの成長があります。 “努力の方向性が間違っていることで覚醒する物語” の続きを読む

物語によく出てくる恋愛の要素の4つのパターン

物語に恋愛は必須?

物語にはかなりの頻度で恋愛の要素が入っています。恋愛を中心のテーマにする物語はもちろんですが、恋愛が中心ではない前の記事で紹介した成長をテーマにした物語でも恋愛の要素が入っていない物語のほうが圧倒的に少ないと思います。 “物語によく出てくる恋愛の要素の4つのパターン” の続きを読む

マラソンや登山の楽しさ、サッカーや野球の楽しさ

自分との戦いか相手との戦いか

スポーツでは、マラソンや登山のような時間の経過に応じて少しづつ前に進み、進む事で目的が達成されるスポーツと、サッカーや野球、バスケットのように均衡した勢力同士が同一ルール下で戦うことで勝敗を競うものがあります。 “マラソンや登山の楽しさ、サッカーや野球の楽しさ” の続きを読む

戦いをテーマにした物語に存在する戦った後に仲間になる3つのパターン

戦いをテーマにした物語に存在する要素

古くは三国志演義水滸伝のような国取り物の物語や、キン肉マンドラゴンボールワンピースのような戦いが中心となっている物語に存在する要素として、倒した相手が仲間になるという展開があります。 “戦いをテーマにした物語に存在する戦った後に仲間になる3つのパターン” の続きを読む

誤誘導による意外性の創出

意図的に誤誘導することで意外性を出すことができる

誤誘導する事で意外性を創出する作品として私の中で印象が残っているのは映画版の黄泉がえりです。

黄泉がえりはタイトルからも想像できますが、死んだ人が生き返ると言う話で、CMでは、ヒロインの橘葵(竹内結子)が婚約者に会いたいと叫んでいるシーンが印象的でした。 “誤誘導による意外性の創出” の続きを読む