ファイナルファンタジータクティクスの物語まとめ

ファイナルファンタジータクティクスの物語を短くまとめると

ファイナルファンタジータクティクスを全25パートでまとめて久しぶりに物語を思い出しました。

この物語は、ラムザと言う主人公が歴史の裏で暗躍した悪魔と戦い、世界を救ったにもかかわらず、教会が闇の部分を暴かれたくなかったがために、ラムザを異端者扱いし、歴史から抹殺したという物語でした。 “ファイナルファンタジータクティクスの物語まとめ” の続きを読む

ファイナルファンタジータクティクスの物語【ネタバレ注意】

真実は闇の中。英雄は本当に英雄だったのか

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)は1997年にプレイステーションで発売されたゲームですが、非常に複雑なストーリー。歴史から消えた英雄が主人公です。すばらしい音楽とあいまって、重厚な雰囲気とともに映画のように物語が始まります。 “ファイナルファンタジータクティクスの物語【ネタバレ注意】” の続きを読む

死んでいるのか生きているのか-返校Detention-【ネタバレ注意】

台湾の学校を舞台にしたホラーゲーム-返校Detention-

よく見ているニコニコ動画のゲーム実況で、「返校Detention」という台湾の学校を舞台にしたホラーゲームをやっていたのですが、この物語が秀逸で、ゲームのデザインもスタイリッシュなゲームでした。

 

ネタバレすると以下のような話です。 “死んでいるのか生きているのか-返校Detention-【ネタバレ注意】” の続きを読む

神や悪魔は人の思念が作り出したもの。ペルソナへの派生

神や悪魔の存在とはなにかを問う女神転生シリーズ

昨日の記事からの続きになりますが、女神転生シリーズは神とは悪魔とはという根源的な問いについて考えさせられる作品ですが、正直なところ、現代において神は実在すると考える人はいたとしても、悪魔や魔物の類が実在すると信じる人はあまりいないように思います。

黒魔術が好きとか、オカルトが好きな人の中には悪魔召還が可能と考える人もいるかもしれませんが、一般的な人は物語の中だけの話と考えているでしょう。

また、神が実在すると考える人も神がこの世界に物理的に存在していると考える人はいないと思います。この世界を創造し別次元に存在していると考えているのではないでしょうか。

女神転生シリーズでは神も悪魔も魔物も妖精も、「属性が異なる同一の概念」と捉えています。それらはすべて人の思念が実体化したものであると考えているようです。

真・女神転生Ⅱでは、唯一神Y・H・V・Hを倒した後、以下のようなセリフを残します。 “神や悪魔は人の思念が作り出したもの。ペルソナへの派生” の続きを読む

女神転生シリーズ。神も悪魔も妖精も一つの概念。善悪とは。

物語の原点、世界各地の多神教の神話体系

古代の物語の原典とも言える神話は世界中に存在し、神話ごとに様々な神が生み出されました。神話は物語なので、神を登場人物として構成する必要があり、必然的に多神教が一般的だったのではないかと思います。

そのうち、一神教が生まれ完全無欠の神を中心とした宗教が確立すると、多神教は神話と言う形でのみ残り、宗教としての地位は低下していったように思います。

そんな中、日本には八百万の神が存在し、神社は様々な神を奉っていることから、いまだに多神教が正式な宗教として残っているのは珍しいのではないかと思います。

神も悪魔も全部「悪魔」という概念にまとめてしまった女神転生

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スペースワールドで見た物語性。多少強引にせざるを得なかった宇宙というテーマ。

今年閉園するスペースワールド

魚を氷漬けにしたスケートリンクを作ろうとして話題になったスペースワールドが今年閉園します。

個人的には生きた魚を氷漬けにしたらかわいそうですが、死んだ魚を氷漬けにするのは別にいいのではと思いましたが、批判殺到で中止になってしまいました。

それが原因なのかは定かではありませんが、とにかく閉園が決まってしまって、いっそ吹っ切れたのか今年のキャッチコピーは「なくなるヨ!全員集合!」と、閉園を前面に押し出したものになっています。

https://www.youtube.com/watch?v=U4tbS5W3Q0E

明るく「全員集合!」と言っている周りに立っている人たち(エキストラの方だとは思いますが、実際の従業員の方達)の雇用は大丈夫なんだろうかと、大人ならではの余計なことを考えてしまうCMですが、私のような「8時だョ!全員集合」世代には懐かしいロゴとノリです。

当初は宇宙のテーマパークだったスペースワールド

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ファイアーエムブレムのような物語、ゲーム性と物語性の両立

ファイアーエムブレムによって確立されたシミュレーションRPG

1990年に発売された、ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣(以下FE)から始まったFEシリーズは30年近く経つ現時点においてもなお続編や派生作品が発売されているという息が長いタイトルです。

1作目のストーリーは裏切られて小さな島国に落ち延びた主人公とその手勢が巻き返して大陸を支配した悪の帝国を打ち負かすというストーリーで、その後のシリーズも劣勢から巻き返しを図っていくというのは共通しています。

リアルであるがゆえのシミュレーションゲームの課題

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ヒーローズ。能力系物語の面白いところ。難しいところ。

ヒーローズシーズン3を視聴中

dTVでヒーローズが8月14日まで公開されているので視聴中です。今シーズン3の10話目ぐらいです。ヒーローズは超能力を持った人たちが世界を救うというのが大筋の話です。

ワンピースやジョジョの奇妙な冒険、テラフォーマーズといった、ある共通のルールに沿って様々な能力を持ったキャラクターが互いに交錯しつつ話が進んでいくタイプの物語を、私の中で能力系物語と読んでいます。

大抵の場合、能力を持ったもの同士の戦いが話の中心になります。

ヒーローズのような能力系物語の面白さ

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