最終局面、第三幕
当然、三幕目はエンディングへ向けてのさまざまな問題の解決になります。
第三幕は他の幕に比べかなり短いようです。短いのが当然というわけではなく、1990年代後半以降短くなったようで、過去にさかのぼればやたら第三幕が長い映画もあるのかもしれません。
ステップとしては、クライマックス→レゾリューション→エンディングとなるようです。
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当然、三幕目はエンディングへ向けてのさまざまな問題の解決になります。
第三幕は他の幕に比べかなり短いようです。短いのが当然というわけではなく、1990年代後半以降短くなったようで、過去にさかのぼればやたら第三幕が長い映画もあるのかもしれません。
ステップとしては、クライマックス→レゾリューション→エンディングとなるようです。
前回の記事に引き続き、三幕構成の第二幕の詳細についてみていきたいと思います。
物語の本編とも言える第二幕は、第一幕の最後、ファーストターニングポイントで明確になった問題を解決しようとするところから、すべての解決に向かって一気に進む直前までが描かれます。 “第二幕はConfrontation(対立、衝突)アナと雪の女王に見る三幕構成3(ネタバレ注意)” の続きを読む
引き続き三幕構成について踏み込んで行きたいと思います。
まずは第一幕の中身について。第一幕は最初のシーンから、氷の魔法が皆にバレて城を飛び出してしまったエルサ(雪の女王)をアナが追いかけるところまででしたね。
第一幕は以下の構成で作られるようです。 “第一幕はSetup(設定)?アナと雪の女王に見る三幕構成2【ネタバレ注意】” の続きを読む
小説の構成についての基本型みたいなものを調べてみましたが、すぐにわかるものはありませんでした。
何かいい書籍などがあるかもしれませんが、読んで記事にまとめるには時間がかかるので、まずは困ったときのWikipedia先生が教えてくれる三幕構成の詳細に迫りたいと思います。
ダイエットのきっかけは4ヶ月前
かれこれ4ヶ月ほど前、もうすぐ結婚する同僚(仮にAさんとします)が、「結婚式までに痩せないと!」という話をしていたのが事の発端でした。
“筋トレ、ダイエット、小説関係ない今やっていることについて” の続きを読む小学生の頃、文章の構成は起承転結と習いました(今は違うのかな?)
そこで今日は文章構成の基本中の基本、起承転結についてドヤ顔でまとめようとWikipedia先生に聞いてみたら、起承転結はダメ的なことが書いてあってびっくり。
知らなかった。小説家になりたい人がそんなレベルで大丈夫か?と言う話ですが、以外と起承転結と思い込んでいる人は多いのではないでしょうか。
小説ではないですが、アメリカのドラマとかを見ていても、どこが起で、どこが承で、どこが転で、どこが結なのかよくわかりません(こじつけようと思えばできるのかもしれませんが)。でも続きが気になりすぎてすぐにレンタルDVD屋さんに駆け込んでしまうほど面白いです。
世界的な物語の構成の共通認識としては三幕構成というものがあるそうです。序破急は雅楽からきているそうですが、やはり構成を3つとしている点が共通しています。どちらかと言うと起承転結より序破急のほうが物語としての収まりがいいようです。
「構成なんて面白ければどうでもいいでしょ」とか「面白い物語作れないやつに限って構成みたいなマニュアル的なものにこだわるんだよな」とかネガティブな意見もあると思いますが、私は、とりあえず型を理解することは大事だと思っています。
まずは型通りできるようになる、次に型から少し逸脱してオリジナリティを出す、そしてゆくゆくは型に囚われないオリジナルの世界を創るという段階を踏む必要があると思っています。
いわゆる守破離です(これも3つですね)。
一時期、絵画展をよく見に行っていた時期があって、ゴッホとかピカソとかダリとかシャガールとか、有名な画家に共通している点を発見したんです。
絵を描き始めた初期の頃はみんな普通の絵が普通に上手い。ゴッホもピカソもダリもシャガールも、最終的にはその人の絵だ!ってわかる独特のタッチの絵を描いています。でも最初はみんな誰が書いたのかわからないような普通の絵が普通に上手。大体、絵画展って時系列に絵が並んでいて、だんだん独自の絵になっていきます。
私はその絵を見ていて、「ああ、この人はこの辺りで『絵っていうのはつまりはこういうことだ!』みたいなものを悟ったんだろうな、そして『だったらこの部分はどうでもいい、この部分は絶対外せない』みたいなことが自分の中で見えてきて、『自分にとっての絵はこれ!』みたいになっていったんじゃないかな」という思いを感じていました。
こういった芸術や技術に関係するものは、すべからくこの過程を踏んでいかないといけないと思います。型通りにできるからこそ元の型との差がわかり、それがいい差なのか悪い差なのかがわかり、最後は方を離れて完全オリジナルにいたることができるのだと思います。
前回の記事では、ズレについて書きました。
もう一つ、面白い話によく出てくると感じている要素があります。 “人が惹き込まれるポイントその2、古くは日本神話、仏教、最近だとワンピース、テラフォーマーズ” の続きを読む
人が面白いとか、惹かれるとか、気になるとか、
はじめまして。
私はどこにでもいる平凡なサラリーマンです。普通に大学を出て、普通に社会人になり、普通に家庭を持ち、普通に暮しています。
特に今の仕事に不満があるわけではないのですが、これが生きがいだとか、天職だとか感じることもありません。
自分が本当にやりたいことって、これなんだろうかと漠然とした疑問を持ちながら日々の業務に忙殺されて毎日が過ぎていきます。
ふと改めて、自分が好きなこと、やりたいことって何だろうと考えたとき、子供の頃よく小説を書いていたことを思い出しました。まあ、内容は何かのパクリだったり、漫画の丸写しだったり今見返せばどうしようもないものだったと思います。
本ブログでは、人が面白いと感じたり、感動したり、何かに惹き込まれたりすることについて、気づいたことを記録していきます。基本的には、小説、マンガ、映画などの物語を題材にして、この物語のここがこうだから面白いと感じるとか、感動するといったような分析を行いたいと思っています。また、面白い物語をつくるためのアイデアや構成、表現方法についての一般論についても触れていきたいです。
その気づきを自分が将来書こうと思っている小説に反映させて、面白い、人が引き込まれるような物語を一つでも作れたらいいなと思っています。
もともとSFやファンタジー小説をよく読んでいたので選択する物語もそっちに偏ると思います。また、「小説」と言っていますが、テーマは物語全般で、特に最近はじっくり小説を読む時間がないことから、マンガやアニメのようなスキマ時間ですぐ見れてしまうようなものが多くなってしまうかもしれません。また、創作された物語に限らず、実体験を通して経験したことなども感動や面白さを感じるものであれば記事として取り上げる可能性があります。
メインテーマは物語の分析になりますが、記事の3分の1ぐらいは物語の分析と関係のない自分の興味があることについて書いていきたいと思っています。