途中から見ても展開が大体わかる池井戸小説のドラマ
陸王を奥さんが見ていたので、途中から見始めました。池井戸小説のドラマは大体展開が同じようで、下町ロケットを読んでいたからか最初のほうを見ていなくても大体展開がわかりました。
大体展開はわかるのに面白い。水戸黄門のようですが、鉄板の物語展開というのは確かにあって、先が予想できたとしてもその過程で強大な敵を打ち負かす様子を見たいというのが池井戸小説の醍醐味です。
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陸王を奥さんが見ていたので、途中から見始めました。池井戸小説のドラマは大体展開が同じようで、下町ロケットを読んでいたからか最初のほうを見ていなくても大体展開がわかりました。
大体展開はわかるのに面白い。水戸黄門のようですが、鉄板の物語展開というのは確かにあって、先が予想できたとしてもその過程で強大な敵を打ち負かす様子を見たいというのが池井戸小説の醍醐味です。
中学生の頃の物語の作り方で、いちいちプロットのようなものは考えておらず、とりあえず書き出して思いつくままに書いていた覚えがあります。
しかし、物語を書く前にプロットをきちんと作らないといけないと言う話をよく聞きます。一方で、プロットというのがどういうものなのか、プロットにはどんな要素が必要なのかといったことについては明確にこれだというものに出会ったことがありません。
当然、三幕目はエンディングへ向けてのさまざまな問題の解決になります。
第三幕は他の幕に比べかなり短いようです。短いのが当然というわけではなく、1990年代後半以降短くなったようで、過去にさかのぼればやたら第三幕が長い映画もあるのかもしれません。
ステップとしては、クライマックス→レゾリューション→エンディングとなるようです。
前回の記事に引き続き、三幕構成の第二幕の詳細についてみていきたいと思います。
物語の本編とも言える第二幕は、第一幕の最後、ファーストターニングポイントで明確になった問題を解決しようとするところから、すべての解決に向かって一気に進む直前までが描かれます。 “第二幕はConfrontation(対立、衝突)アナと雪の女王に見る三幕構成3(ネタバレ注意)” の続きを読む
引き続き三幕構成について踏み込んで行きたいと思います。
まずは第一幕の中身について。第一幕は最初のシーンから、氷の魔法が皆にバレて城を飛び出してしまったエルサ(雪の女王)をアナが追いかけるところまででしたね。
第一幕は以下の構成で作られるようです。 “第一幕はSetup(設定)?アナと雪の女王に見る三幕構成2【ネタバレ注意】” の続きを読む
小説の構成についての基本型みたいなものを調べてみましたが、すぐにわかるものはありませんでした。
何かいい書籍などがあるかもしれませんが、読んで記事にまとめるには時間がかかるので、まずは困ったときのWikipedia先生が教えてくれる三幕構成の詳細に迫りたいと思います。